欅坂46が5年間の歴史に幕「欅坂46が大好きです」<欅坂46 THE LAST LIVE 2日目>

10月14日(水)0時0分 クランクイン!

欅坂46の2日間にわたる無観客配信ライブ「THE LAST LIVE」の最終公演が、13日に終了した。この日をもって結成から5年の歴史に幕を下ろし、新たに“櫻坂46”としての再出発を遂げる同グループ。全27人のメンバーは、新グループの楽曲「Nobody’s fault」を含む全16曲を披露。キャプテンの菅井友香はモニター越しに見守っていた多くのファンに向けて「どんなときもキラキラの緑のペンライトで道を作ってくださり、ありがとうございました」とこれまでの感謝を伝えた。 初日は、約1時間40分に及ぶ公演でデビューシングル「サイレントマジョリティー」やグループを象徴する1曲「不協和音」、シアトリカルなパフォーマンスで見せる「黒い羊」など全17曲を披露した欅坂46。本編の幕間では、いずれも1期生である上村莉菜、小林由依、齋藤冬優花、佐藤詩織、渡邉理佐、土生瑞穗、渡辺梨加ら7名の加入当初からの歩みを回想したVTRも流れ、彼女たちのこれまでの軌跡をたどっていた。

 デビュー曲「サイレントマジョリティー」からシングルのリリース順に流れたインストゥルメンタルのBGMに乗ったスライドショーが流れたあと、開演予定時刻であった定刻の18時半過ぎ。映像が会場へ切り替わった。

 メインステージから伸びるスポットライトを頼りに、会場最後方の扉が開くと歩みを進めるメンバーたち。そこへ、「私たちは、何度だって立ち上がる。」「私たちが、欅坂46だ。」というテロップが重なった。

 そして、ステージ上で横一線になったメンバーの背後のスクリーンに「since 2015」の文字が映り、開演を告げる「Overture」がスタート。この日のスタートを切ったのは小林由依の「ラスト、ぶち上がれ!」の雄叫びで始まり、毎年夏の恒例イベント「欅共和国」でも定番だった「危なっかしい計画」。曲中ではメンバーがそれぞれの名前が入った“推しメンタオル”を激しく振り、松田里奈も「欅坂46が大好き!」と思いの丈をぶつけていた。

 そこからメロディが数珠つなぎのまま「手を繋いで帰ろうか」へと続き、小池美波の回想VTRへ。その後に始まったのは小池がセンターを務める「二人セゾン」で、一人ステージで思い出に浸っていた彼女が、客席で手を重ね合うメンバーたちの元へと向かったのち、爽やかながらも切ないメロディに乗せてしなやかに舞った。

 続く「太陽は見上げる人を選ばない」では、キャプテン・菅井友香が「いつも見守ってくださり、ありがとうございます。次の曲はひらがなけやきと一緒に歌い始めた曲です。二期生、新二期生と一緒に歌います」とあいさつし、間奏で新二期生の遠藤光莉、大園玲、大沼晶保、幸阪茉里乃、増本綺良、守屋麗奈ら6人が合流。さらに、菅井は「ファンの皆さんも歌って下さい」とリズムに合わせて腕を上げながら呼びかけた。

 そして、始まったのは原田葵の回想。大学受験のために一時期グループを離れていた彼女が、昨年7月に開催された「欅共和国2019」で約1年2ヵ月ぶりに復帰した際の映像も流されていた。

 その後、小池と森田ひかるがステージ上に立つ原田を迎えに行き、ほかのメンバーも合流すると流れたのは「制服と太陽」のメロディ。続く「世界には愛しかない」では副キャプテン・守屋茜、小林由依、菅井友香、土生瑞穗、松田里奈がセリフのパートで語りかけ、途中の場面では、メンバーが欅坂46のロゴをフォーメーションで表現する様子を、天井からのカメラが捉えていた。

 一人、あどけない加入当時の回想VTRに笑みを浮かべていたのは、尾関梨香。ステージ下の空間で舞っていた彼女の元へ小池美波、齋藤冬優花、松平璃子、山崎天が合流して始まったのはベストアルバム『永遠より長い一瞬 〜あの頃、確かに存在した私たち〜』に収録された「コンセントレーション」。その後、ステージに立っていた菅井友香、田村保乃、松田里奈、守屋茜、渡邉理佐の「Deadline」へと続いた。

 続いて、二期生の回想パートになると、スクリーンにはレッスンスタジオで初めて一期生やスタッフに向けてあいさつをする彼女たちの姿が映る。客席の中央で円を作り四方を見渡しながら手を取り合うメンバーたちであったが、井上梨名や松平璃子の目には涙が浮かんでいた。 やがて、彼女たちがステージ上で待っていた一期生たちと合流して、流れたのは「10月のプールに飛び込んだ」。中央で激しく躍動するセンターの森田ひかるや曲中でそばに寄り添った藤吉夏鈴を、静かに周囲から見守るほかのメンバーたち。一瞬の暗転を挟み、披露した「砂塵」では、座り込んで横一列に並んだメンバーの周囲で、菅井友香が笑みを浮かべながら舞い踊る。

 そして、メインステージ前方に立った水柱のもとで幻想的な光のイルミネーションが灯り、ワルツのようなインストゥルメンタルのBGMが流れたあとにスタートしたのは「風に吹かれても」。終盤にかけて、ワイヤーに釣られたセンターの小林がステージの天井付近を周回していた。
 
 再び暗転した場内で、次に流れたのは「アンビバレント」。小池をセンターに据えたメンバーたちはめまぐるしく切り替わるフォーメーションで見せ、曲中では菅井が「ラスト、行くぞ!」と鼓舞する。

 その後、会場には重々しいBGMがしばらく流れ、黒いキャップやジャケットを着たバックダンサーたちが登場。そして、メンバーたちが客席中央にある鉄骨のフレームからそれぞれジャケットを手に取り、ダンサーたちと合流すると「ガラスを割れ!」がスタート。天井を貫く何本ものレーザービームやまばゆく点滅するスポットライト、客席の四方で上がる火柱がパフォーマンスを盛り上げ、曲の最後では爆音が鳴り響いた。

 続いて、スクリーンに流れたのは守屋の回想。強さをにじませる彼女の目に涙が浮かぶ過去の映像も流れた。やがて、ステージ上で新二期生を含むメンバーたちは互いの手をつなぎ合い、小林のセリフからスタートしたのは、欅坂46としての最後の配信シングル曲となった「誰がその鐘を鳴らすのか?」だった。

 ライブの終演も近づく中、最後に活動を振り返ったのはキャプテンの菅井友香。映像と重なる表情には涙も浮かんでいたが、やがて2列に分かれて彼女の元へやってきたメンバーたちは一人ひとり、その両腕にそっと手を添えていた。

 そして、ステージ上であいさつをした菅井は目をうるませながら、5年間に及んだ活動に対するメッセージを伝えた。

 思い出をかみしめるように、欅坂46に対して「この5年間でいつのまにか当たり前の存在になっていて人生の一部となっていた欅坂46と、ついにお別れすることになるんだなと思っています」と吐露した菅井。「永遠ってないのかな」と寂しさをにじませつつ「普通のグループじゃないのかななと気づき始めて、それに悩み始んだりとか、苦しい時期もあった」と振り返り、「皆さんとの思い出を決して忘れません。だから皆さんも欅坂46がなくなっても、皆さんの心の中で、欅坂の楽曲とか私たちがたくさん作ってきた作品を心の中で行き続けてくれたらうれしいです…どんなときもキラキラの緑のペンライトで道を作ってくださり、ありがとうございました。欅坂に出会ってくださって、応援してくださって、本当にありがとうございました」とファンへの感謝を述べた。

 そして、菅井の「私たち欅坂46は、この曲で幕を閉じます。2016年4月6日。この曲で坂を登り始めました」という一言で、デビューシングルの衣装を着たメンバーたちで最後に披露したのは、デビューシングルの「サイレントマジョリティー」。
曲が終わると全員が横一列に並び菅井友香が「欅坂46が大好きです。皆さんとのこの5年間はずっとずっと宝物です。本当にありがとうございました。以上、欅坂46でした! ありがとうございました」と深く礼。客席の中央へ立つメンバーたちにエンドロールが重なり、「and YOU!!」のプロジェクションマッピングが彼女たちの足元を照らし、彼女たちの最後のライブは終演を迎えた。

 しかし、その後にもう一度、メンバーたちは櫻坂46のキーカラーである真っ白な衣装を着てふたたびステージへ登場。新たな門出を祝うかのように、新グループとしての初披露曲となった「Nobody’s fault」を歌い上げ、森田を筆頭に縦に連なったメンバーたちは真にステージを跡にした。

クランクイン!

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