福山雅治「新しい人生が始まったような気持ち」 長崎スタジアムシティでこけら落とし無料ライブ
2024年10月14日(月)23時2分 マイナビニュース
長崎スタジアムシティのグランドオープンセレモニーが、14日に開催。前日には長崎出身の福山雅治が、こけら落とし公演となるフリーライブを行った。
○「今55歳になって、このスタジアムに立っています」
このライブは、福山から、長崎スタジアムシティを開発するジャパネットホールディングスの高田旭人社長に提案して実現したもの。ライブのMCで、福山は、新しいスタジアムに「生まれ変わったこの街の界隈で(自分も)生まれ変わったような気持ちです。そして新しい人生が始まったような気持ちです」と心境を語る。
さらに、「今日お集まりいただいたおひとりおひとりの人生と、僕の人生、そしてスタジアムシティに関わってくれた全ての方の人生が音楽でつながる時間が過ごせればと思っています」とメッセージも。
そして、「少年の頃、13歳でギターと出会い、18歳でギターを持って長崎を出ました。1987年9月、長崎駅から寝台車に乗って上京しました。今55歳になって、このスタジアムに立っています」と感慨深く語った。
○ジャパネットHD社長「長崎でも“日常”の中に“非日常”を」
14日のグランドオープニングセレモニーでは、ジャパネットホールディングスの高田社長が「昨日、長崎駅からここまで歩いてきて、初めて7年前初めてこの場所を訪れた時を思い出し、なんとも言えない気持ちになりました。少しずつ大きなプロジェクトになり、徐々に仲間が増えていったことを大変うれしく思います。社員の皆さん、建設に携わっていただいた方、そして昨日こけら落としを行っていただいた福山雅治さん。多くの方の想いが集まって開業を迎えます。やっとスタートが切れることになったのですが、大切なことは昨日のような“非日常”をもっと当たり前にしていくことだと考えています。東京では仕事終わりに試合観戦などができる機会があります。試合観戦や外食など長崎でも“日常”の中にそういった“非日常”を体験できる場所を作ることが、長崎の皆さんにとって生きがいになり、最終的に子供そして人口が増え、そういう街にしてければと考えています」と挨拶。
セレモニーでは、長崎スタジアムシティの全5施設(スタジアム、アリーナ、ホテル、スタジアムシティノース、スタジアムシティサウス)を巡る、全長5㎞の“日本一長いテープカット”も実施された。
【編集部MEMO】
福山雅治は、このライブの開催にあたり、「開業前夜に行うこけら落としライブは、長崎スタジアムシティの始まりの1歩だと思っています。フリーライブを開催し、大きく力強い一歩を踏み出し、“こんなことができるんだ! 不可能はないんだ!”という自由な風を皆様にお届けできればと思っています」と意気込んでいた。