加賀まりこ、高齢者とペットの問題に言及 『僕とシッポと神楽坂』第3話ゲスト

10月17日(水)8時0分 オリコン

テレビ朝日系金曜ナイトドラマ『僕とシッポと神楽坂』第3話にゲスト出演する加賀まりこ(C)テレビ朝日

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 女優の加賀まりこが、テレビ朝日系金曜ナイトドラマ『僕とシッポと神楽坂』(毎週金曜 後11:15〜深0:15※一部地域で放送時間が異なる)第3話にゲスト出演する。主演は嵐の相葉雅紀。東京・神楽坂を舞台に、動物病院を営む若き獣医師・高円寺達也(相葉)と、動物や飼い主たちの心温まる交流を描く。

 映画『神様のカルテ』で櫻井翔と共演したこともあり、「嵐のメンバーのことはよく知っているんだけど5人ともいい人たちよね。相葉くんとお芝居で共演したのは今回が初めてなんだけど、魂のとってもきれいな方ね。ご一緒して楽しかったわ。獣医師役というのもぴったりすぎて、ひねりがなさすぎるってプロデューサーに突っ込みたくなるくらい、似合っているわね」。

 本作では、神楽坂で舞扇などを扱う「かなめ屋」の店主・小宮千津を演じる。達也のことは子どもの頃からよく知る顔なじみ。3年前に夫に先立たれ、猫の「カナメ」が唯一の家族。高齢になるにつれ、万一、カナメを残して先に逝くことになったらどうしようと、悩んでいた。

 実は加賀も神楽坂育ち。

 「昭和26年、8歳の頃に神楽坂に引っ越してきて、もっと鄙(ひな)びていたころから知っているので、最近は、再開発で街がどんどん変わっていって、さみしい気持ちになるわね。昔からいろんな商いをする店があったんだけど、店を継ぐ跡取りがいないのよ。それでいつの間にかビルに建て替えられていて、どこにでもあるようなチェーン店が増えて…。ちょうど千津のせりふに『変えちゃいけないものもいっぱいあるんだけど』というがあったんだけど、私も本当にそう思う」。

 猫を飼っているところも重なる。

 「カナメ役の猫ちゃんと、同じ子がうちにもいるの。名前は『そら』。はっきりいってカナメちゃんより、うちのそらの方がかわいいんだけどね(笑)。親バカなの。でも似ているから感情移入しちゃって」。

 自宅で飼うだけでなく、野良猫を見つけては自腹で避妊去勢手術をして、不幸な猫を増やさないように努めていたという。最近は、高齢者が安易な気持ちでペットを飼い始め、先に亡くなってしまったり、飼い主が体調を崩して施設に入らざるを得なくなったりすることが問題になっている。ペットを迎え入れるには、それなりの覚悟が必要だ。

 「同じ生命だから、中途半端な気持ちでペットを飼ったり、身勝手な理由で捨てたりするのは許せないですよ。でも、自分に何かあった時に、ペットの面倒はどうしたらいいんだろう、と悩んでいる飼い主さんは多いのよ。私の場合は、何かあったらそらのことをお願い、ってお友達に頼んであるから少し安心なんだけど」。

 本作の演出を全話手がけるのは、深川栄洋監督。加賀は映画『神様のカルテ』『洋菓子店コアンドル』『サクラダリセット 前篇』に出演し、深川監督作品の“常連”と言ってもいいかもしれない。ただ、本作で演じたような、さみしげなおばあさんの役は「苦手」なんだそうだ。

 「深川監督はいつも私の素とは真逆のことを求めてくるのよ。今回は、猫ちゃんが大好きなところは一緒だったけど、性格は全然違うから、地が出ないように気をつけてやって演じておりました(笑)」。

 後日、深川監督に会った際、加賀に“真逆”なことを求める理由を聞いた。「加賀さんはすごく自由で、生命力にあふれた方なので、あえて枷をはめたり、苦手なことをさせたりすると、かえって輝きを増す稀有な女優さん。普通は、得意なことを封じ込まれると、魅力を失う人が多いんですが、加賀さんは抑え込まれると反発して、こちらの予想もつかないようなお芝居を見せてくれる。ご一緒するたびにリスペクトが高まって、何かあるたびに加賀さんが得意じゃないという役を振っていきたい、と思ってしまうんです」と、女優・加賀まりこの魅力を語っていた。

オリコン

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