寺島進、演技で干される危機…「病院の前ですよ」と却下されて
2024年10月17日(木)6時0分 オリコン
今作は、地域医療が破綻の危機にひんしている街を舞台に、病院再建を期待された外科医・紙子良(藤木直人=52)と、組織に忖度(そんたく)しないベテラン刑事・弓削文平(寺島)がバディを組んで難事件を解き明かすヒューマンステリー。
撮影中のエピソードについて聞かれた寺島は、藤木が演じる紙子と別れる印象的な場面を挙げた。いたずら心でタバコを取り出して演技をしようとした際、案の定、プロデューサーが大慌てでストップする一幕があったことを紹介した。「病院の前ですよって、プロデューサーもすごい顔してました。“干しますよ!”って言われて」と却下されたことを回想し「パワハラですよ」とつぶやき、会場を笑わせた。
会見には藤木、早見あかり(29)、前田拳太郎(25)、大塚寧々(56)も出席。出演が決まった際の思いや、演じる上で大切にしたことなどを語ったほか、医者と刑事のバディドラマという今作にちなんだ質問コーナーにも臨んだ。質問されたことについて、共演者の誰と一緒にしたいかを答えるもので、共演者同士の仲の良さを見せていた。
また、キックボクシングにハマっているという早見は見事なハイキックを、空手の段位を持っている前田が鋭い正拳突きを披露した。
今作では、社会からこぼれ落ちてしまった人たちが起こす事件と彼らの人間ドラマを完全オリジナル脚本で描く。紙子の同僚看護師・石川咲良を早見、昭和の刑事に憧れる警官・牧野真二を前田、紙子の学生時代の先輩で法医学者・譜久村聖子を大塚が演じる。