河森正治監督の最新TVアニメシリーズ『重神機パンドーラ』が2018年春放送開始! 出演声優の前野智昭さん、東山奈央さんらが登壇した発表会をレポート

10月17日(火)23時5分 アニメイトタイムズ

2017年10月17日(火)、六本木・ニコファーレにて、『マクロス』『アクエリオン』シリーズを手掛けた河森正治監督の最新プロジェクト「THE NEXT」の発表会「河森正治 NEW PROJECT BRIEFING」が開催されました!

イベントでは、河森監督の最新TVアニメシリーズ『重神機パンドーラ』が発表され、2018年春放送開始であることが明らかに!

さらに、本作の出演声優である前野智昭さん、東山奈央さんが登壇し、それぞれ演じられるキャラクターや作品の魅力を語りました。

本稿ではそんな発表会の様子を速報レポートとしてお届けします! 
ベールに包まれた新プロジェクトがついに発表!
イベント開始時刻になると、司会を務める鷲崎健さんの呼び込みで河森総監督が登壇。会場内の観客やニコニコ生放送の視聴者へ向けて挨拶を述べます。 
鷲崎さんと軽快なトークを交わしつつ、初めて発表された「Anime Expo 2016」から当日に至るまでの準備期間について語られたところで、ここでタイトル『重神機パンドーラ』が発表! 続けて主要スタッフ陣が公開されました。

【スタッフ】
原作 :河森正治・サテライト
総監督・重神機デザイン:河森正治
監督:佐藤英一
シリーズ構成:根元歳三
キャラクター原案:江端里沙
アニメーション制作:サテライト


スタッフを紹介するなかで、本作の登場人物は20代が中心になるように構成されているとの情報も。河森総監督にとっては『マクロスプラス』ぶりのことなのだとか。そのほか、怪獣映画のようなテイストが盛り込まれていることも明らかになりました。

そんな本作ですが、AIをはじめとする技術の進歩が著しいなか、進化の速度に対して人類が何をできるかというコンセプトで制作されているとのこと。 
また技術革新が起きる現代は、既にパンドラの箱が開いてしまっていて、箱が開いた時代に残された希望は何か、そんな想いがタイトルに込められているとも河森総監督は明かします。

それらはAIやバイオテクノロジー、素材工学が進んだ作中のヒューマンアクションとして描かれているようです。

さらに河森総監督の口から、歌が大きく関わらない内容として制作中であることが発表! しかし、直後に「もし歌ったらごめんなさい(笑)」と笑顔を見せる一幕も。 
続いては、気になるストーリーが公開となりました。イントロダクションは下記の通り。

〈イントロダクション レオン・クロエ編〉
2031年、「翔龍クライシス」が起きたその日、レオン・ラウはまさにその中心にいた。枯渇する環境資源の代替として研究、開発された次世代エネルギー装置「量子リアクター」が暴走し未知なるエネルギーを撒き散らし爆発したのだ。それにより世界の環境は激変した。人類以外の生物や機械は独自の進化を遂げ、誕生した特異進化生物「B.R.A.I」。その勢力に人類は絶滅寸前まで追い詰められていた。

「翔龍クライシス」から7年後、レオンは絶対防衛都市ネオ翔龍のはずれにある荒野にいた。「家族契約」を交わしたクロエ・ラウと共同生活をしながら、「B.R.A.I」に対抗するべく独自の研究を行っていた。もっさりなレオンに世話焼きなクロエ。ときに過去を忘れるかのような日々に、しかし、脅威は着実に迫っていた。 
なお、物語の舞台は中国大陸。河森総監督いわく、行く度に大きな変化を見せる中国は、本作のコンセプトを表現するのにピッタリなのだとか。

また、いずれ人類が生態系の頂点と言えなくなる可能性もあるそうで、その可能性を作中の「B.R.A.I」でシミュレートしたいとも口にしていました。 
ここからは、注目が集まるメカデザインの話へ。今回公開されたのは可変ビークル「MOEV」。作中の世界に流通する多目的可変ビークルの総称だそうで、モチーフは車や戦車、装甲車なのだとか。

ちなみに河森総監督の口からは「飛ばない」という情報も明言されました。 
デザインとしては、アニメのメカというより、特撮作品に出てくるようなメカになっているそう。ロボット作品とヒーロー作品の中間を目指しているようで、今後の情報に期待が高まります。 
そして、MOEVをはじめ、キャラクターや世界観が描かれたPVが上映!



上映が終わると、PV内にも登場したレオン役・前野智昭さんと、クロエ役・東山奈央さんが登壇! 一言ずつ挨拶を述べると、PVについて、前野さんは「ワクワクしますね!と目を輝かせながらコメント。河森総監督の作品には以前より強い憧れがあったそうで、またひとつ夢が叶ったと嬉しさを露わにします。 
東山さんからは、日常パートから戦闘シーンまで、その圧倒的なクオリティについて言及。あまりに完成されすぎた内容に、年明けには既に放送されるのではと疑ってしまうほど。 
そんなおふたりですが、ここでそれぞれのキャラクターについて紹介します。PV内で戦闘と日常でのギャップを見せつけたレオンは、前野さんいわくモッサリがキーワードの天才科学者。 
河森総監督の作品にちなんで「(同じ年代なのに)イサム・ダイソンとはえらい違いですよ!」と冗談を混じえながら紹介し、笑いを誘う一幕も。 
また、レオンのことは人間らしくて大好きとも話しており、今後の続報に注目が集まるキャラクターとなりました。 
東山さんが演じるクロエは、レオンと「家族契約」を結んだ血の繋がらない妹。「妹でもあり、妻であり、母でもあります」と比喩したように、レオンと一緒に住む中で家事全般はクロエが担当しており、ふたりでたくましく生きているのだとか。 
どうやら、ふたりの間で交わされた「家族契約」が物語のキーになってくるようです。 
レオンとクロエが出揃ったところで、ふたりが描かれたキービジュアルが公開! 様々な考察ができそうな、非常に濃密な内容となっていました。 
兄妹役として共演する前野さんと東山さんですが、実はレギュラーで多岐にわたって共演するのは初めてとのこと。年齢的には前野さんの方が上ということもあって、役にリンクしながら演じることができているとコメントしました。 
徐々に始まっているアフレコ現場の雰囲気も賑やかなようで、河森総監督から『マクロスΔ』よりはコンパクトになっているとの情報も。

また血の繋がらない兄妹ということで、キャストのふたりも恋愛絡みの展開が気になっているようですが、残念ながら河森総監督の口からはまだ語ることができず……。しかし、レオンは、恋愛の倫理観が“だらしない”というよりは、“鈍い”という方が近いとのこと。 
そのほか、前野さんと東山さんによるオーディションの裏話や、河森総監督のキャスティングに至るまでの経緯などが語られました。

そんな本作の最新情報や新キャラクターは来月以降、順次解禁されるそうで、会場では次に公開されるふたりのキャラクターが公開され、期待の声があがりました。

短い時間ながら、様々な新情報が河森総監督やキャスト陣から語られた今回の発表会。最後は河森総監督、前野さん、東山さんから、今後の展開や作品の見どころなど、メッセージが語られたところで終了となりました。

[取材・文/鳥谷部宏平]

アニメイトタイムズ

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