監督マーティン・スコセッシ×主演レオナルド・ディカプリオ×競演ロバート・デ・ニーロ長編初タッグ！『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』をIMAXで観るべき理由とは――。

︎すべての要素にこだわり、世界最高レベルの臨場感を追求したのがIMAX！

① 視界いっぱいの巨大なスクリーン！
IMAXシアターに入ったら、まずはスクリーンの大きさに注目。床から天井、左右の壁から壁まで広がる大スクリーンはIMAXの特徴のひとつ。視野全体で映画を感じることができる。スクリーンと客席の距離が近く、表面も若干湾曲していることから、観客を映像が包み込み、まるで“映画の世界に入り込んだ”かのような臨場感を味わえる！

② 圧倒的な明るさ！
特許を持つ独自の映像処理技術「デジタル・メディア・リマスタリング技術（DMR）」により、映画製作者の眼に映った映像を最大限のクオリティで表現を可能に！上映に際しては最新鋭のプロジェクターを使用！それによって鮮明さと暖かみのバランスがとれ、細部までくっきりと映し出される明るくクリアな映像は、これまでにない圧倒的なリアリティをもたらす。その美しさに、きっとあなたも息をのむはず！

③ カラダの芯まで揺さぶる高精度なサウンド！
お腹の底まで響く大音響から肩ごしに聞こえるささやき、さらに人の耳では捉えきれない音域までカバーすることで、微妙なニュアンスも忠実に再現。聴くというより、“全身で感じるようなサウンド”を実現している。カスタムな配置と完璧なチューニングで、実際に“その場にいる”かのような臨場感を生み出し、シアター内の“どこに座っていても”理想的なリスニング環境になるよう設計されているから驚きだ！

︎かつてない壮大さで描く真実の愛と裏切りが交錯する西部劇サスペンス超大作『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』を、IMAXで体感せよ！2023年10月20日（金）公開

今年5月に開催された第76回カンヌ国際映画祭で初上映され、9分間にも及ぶ長いスタンディングオベーションで賞賛されるや否や、本年度の賞レースにおいて早くも1、2を争う注目作となっている巨匠マーティン・スコセッシ監督の待望の最新作『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』が、10月20日（金）より日米同時公開される。

デイヴィッド・グランによるノン・フィクション小説を原作とし、20世紀初頭、禁酒法時代の米オクラホマ州を舞台に、石油の発掘によって一夜にして巨万の富を手に入れた先住民族オセージ族の身に次々と襲いかかるおぞましい悲劇を、スコセッシ監督の盟友、レオナルド・ディカプリオやロバート・デ・ニーロを始めとする、超豪華スターの競演で描くサスペンス超大作。利権に目を付けた白人たちがオセージ族を巧みに操り、脅し、奪える限りの財産を強奪し、やがて連続殺人へと手を染めていく様を、巨大スクリーンと最新鋭の音響設備が整うIMAXで鑑賞すれば、映画黄金期に作られた重厚な西部劇の“超進化版”を特等席で目撃しているかのような、真実の愛と裏切りが交錯する至極の3時間26分が味わえる。

物語の舞台となるのは、1920年代のアメリカ。地元の有力者である叔父ウィリアム・ヘイル（ロバート・デ・ニーロ）を頼って、オクラホマ州へと移り住んだ退役軍人のアーネスト・バークハート（レオナルド・ディカプリオ）は、そこで暮らす先住民族・オセージ族の女性モリー・カイル（リリー・グラッドストーン）と恋に落ち夫婦となる。だが、その直後から2人の周囲で不可解な連続殺人事件が起き始め……。町が混乱と暴力に包まれる中、ワシントン D.C.から派遣された捜査官が捜査に乗り出すが、この事件の裏には驚愕の真実が隠されていた——。

勢いよく噴き出すほどに湧き続ける石油という“財産”を巡り、実際に起こった恐ろしく悲しい連続殺人事件を基に生まれた本作。「これまで語られてこなかった悲劇的な物語を伝えたい」と、60人以上ものオセージ族とその関係者が殺害されたアメリカの歴史の暗部に正面から向き合う覚悟を決めたスコセッシ監督は、オセージ族の酋長であるスタンディング・ベアーに協力を求め、オセージ居留地での撮影許可を得ることに成功。主要キャストにおいても、オセージ族の末裔やネイティブアメリカンを数多く起用するなど、オセージ族の歴史や文化、伝統に対して最大限の敬意を払った上で制作を行い、「監督は、苦しみを経験してきた私たちの種族の信頼を裏切ることはなかった」と、酋長もその仕上がりを高く評価する。

100年以上の時を超え、観客にこの物語が深く響くのは、人種差別の問題や人間の強欲性を浮き彫りにした知られざる連続殺人事件が、ディカプリオ演じるアーネストと、グラッドストーン扮する、オセージ族のモリーという、ある一組の夫婦の愛を通して描かれるところにある。妻を愛しながらも、ロバート・デ・ニーロ演じる、穏やかな風貌の裏に差別や偏見を抱える冷酷な叔父ヘイルの企みに操られてしまう愚かなアーネストを、ディカプリオが「キャリア最高」と評される演技で見事に体現。アーネストと叔父ヘイルとの間で繰り広げられる緊迫の心理戦から一転、夫婦の信用問題に帰結する巧みな構成に唸らずにはいられない。

入念なのか、杜撰なのか計りかねる部分もあるが、とても正気の沙汰とは思えない、残忍な凶行の数々。究極の没入感を促すIMAXで鑑賞すれば、時間を忘れて引き込まれるはずだ。

マーティン・スコセッシ監督が、ハリウッドを代表する名優と共にかつてない壮大な規模で描いたアメリカ社会の恥部とも言うべき知られざる歴史的連続殺人事件と、その裏にあるエモーショナルな愛の物語『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』を、IMAXで体感せよ！

（文／渡邊玲子）

映像提供 Apple

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