『仮装大賞』先延ばし 香取慎吾の扱いに日テレ配慮か

10月18日(水)16時0分 NEWSポストセブン

次回、第95回大会の予選日程はまだ決まっていない(HPより)

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 かつての正月テレビ番組の風物詩であり、最近も年初めに放送されている『欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞』(日本テレビ系)の地区予選の日程が、10月に入ってもまだ決まっていない(10月16日現在)。9月の定例会見で、日本テレビの福田博之編成局長は「『仮装大賞』は単発番組で次の放送予定も決まっておりません。(キャストも含め)制作過程についてはお答えできません」と通り一遍の返答をしている。テレビ局関係者が話す。


「1979年の大晦日に紅白歌合戦の裏番組として始まって以降、番組は1年も欠かさず放送されています。最近4年間は年1回ですが、1月か2月にオンエアしており、10月には出場者の募集がないとおかしい時期。言わずもがな、日テレがジャニーズ事務所を退所した香取の扱いをどうするか検討しているんですよ。世間の声も気にしながら、出方を窺っているようです。


 8月放送の『24時間テレビ 愛は地球を救う』では、『仮装大賞』のコーナーが設けられましたが、香取は出演しなかった。この時、既に香取の退所は決まっており、同事務所のタレントがパーソナリティを務める『24時間テレビ』には出しづらかったようです」


 その時、萩本は出演していたが、香取の代わりに指原莉乃が登場するという一幕にネット上はざわついた。香取慎吾は2002年から萩本と共に『仮装大賞』の司会を務めてきた。もともと、萩本が香取の笑いのセンスに目をつけ、自身の番組『よ!大将みっけ』(フジ系、1994年10月〜1995年3月)で共演。以来、2人は蜜月関係を築いてきた。


「香取自身も、欽ちゃんの著書『笑ほど素敵な商売はない』を笑いのバイブルにしており、師弟関係が築かれています。欽ちゃんも、『仮装大賞』司会の後継者として香取を起用した。ただ、昨年1月SMAPの解散騒動が持ち上がって以降、情勢は変わった。


 フジテレビは萩本が駒沢大学に通い始めた2015年から、学生生活に密着する特番を放送している。2015年8月に『欽ちゃんのドーンと大学生!〜73歳からのキャンパスライフ〜』を放送した際には香取も出演していたが、2016年12月の『欽ちゃんのちょっと奇妙な大学生活73歳からのキャンパスライフその(2)』には呼ばれなかった。関根勤や小堺一機は共に出演していただけに、SMAP解散騒動の影響があったのかと勘ぐられました」(同前)


 ジャニーズ事務所退所もあり、欽ちゃんと香取の間に亀裂が入ったのかと思われたが、そんなことは全くなかった。香取がメインを務めるフジの『おじゃMAP!!』には10月18日の放送で、萩本欽一がゲスト出演する。


「今のフジは攻めている印象です。これが本来あるべきテレビの姿なんだと思います。テレビ局は芸能事務所ではなく、視聴者を向いているべきですから。そもそも、日テレの『仮装大賞』は視聴者ありきの番組。視聴率が悪いわけでもないし、特番とはいえ38年も続く歴史のある番組を、テレビ局が芸能事務所との関係を気にしながら開催を延ばしているなんて本末転倒ですよ。


 視聴率100%男と呼ばれていた萩本が1985年に出演番組を全て降りると決めた時も、仮装大賞は続けた。番組プロデューサーの『欽ちゃんの番組は欽ちゃんが辞めると言えば終わりだけど、“仮装”は素人の番組だよ』という一言が決めてだったと萩本自身が語っています。日テレは今こそ、この言葉を思い出すべきではないでしょうか」(同前)


 ジャニーズ事務所を退所した香取慎吾への対応で、日本テレビとフジテレビに明確な違いが出てきた。

NEWSポストセブン

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