『マトリックス レザレクションズ』新モーフィアスは「自己発見の途中」 ─ 新起用の俳優、物語のテーマを示唆

10月18日(月)7時30分 THE RIVER

マトリックス』シリーズの最新作マトリックス レザレクションズでは、モーフィアス役の俳優が、過去3部作のローレンス・フィッシュバーンから「ウォッチメン」(2019)『キャンディマン』(2021)のヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世に交代となった。配役変更の狙いはわからないままだが、今回、ヤーヤ自身が“新モーフィアス”に関するヒントを語っている。

そもそもモーフィアス役の変更は、監督のラナ・ウォシャウスキーが当初から意図したもの。撮影のスケジュールが合わなかったなどの事情ではなく、ローレンスは2020年8月に「僕は呼ばれていない」と語っていたのである。すなわち、『レザレクションズ』のモーフィアスはローレンス以外の人間が演じる必要があったということだろう。

Entertainment Weeklyにて、ヤーヤは「ローレンスが、すでに(モーフィアスとして)やるべきことをやってくださいました。今回の脚本は新しい物語であり、新たなチャンスをもたらしたと思います」とコメント。「(本作では)マトリックス・ユニバースに新たなモーフィアスを登場させる余地が生まれた」「今回は新バージョンのモーフィアス」だと強調した。

では、その“新たなモーフィアス”はどのような役目を担っているのか? ヤーヤは詳細を明かすことはしなかったものの、その立ち位置と物語のテーマをわずかに示唆してくれている。

「僕が演じるのは、マトリックスの歴史、モーフィアスの歴史をよく知る役どころ。このキャラクターは自己発見の旅の途中なんです。今回の物語には、成長すること、自分の道を決めること、という要素が多分に含まれています。モーフィアスもその例外ではありません。」

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ローレンスが演じた“先代モーフィアス”が最後にスクリーンに登場したのは、3部作の完結編となった『マトリックス レボリューションズ』(2003)。ただし、その後を描いた正史のゲーム『The Matrix Online(原題)』にてモーフィアスは銃撃され、生死不明のまま、どこかに姿を隠したらしいという設定になっていた。

新しいモーフィアスは、少なくとも、そういった先代の結末からは少し距離をとっているようだ。ヤーヤによれば、ゲームの展開が自らの演技に影響を与えることはなかったとのこと。その一方で、ヤーヤは「マトリックスにはたくさんのルールがあります。年齢や見た目、私たちが現実だとみなしているものは操作されている。どんなことでも起こりうるのがマトリックスです」とも述べている。

1999年製作の第1作『マトリックス』で描かれたのは、「未来はこうなるかもしれない」という警告でもあった。『レザレクションズ』の公開を控えた今、ヤーヤは「僕たちはその未来に来たのかもしれません」と分析。「僕たちの映画は、世界はこうなりうるという現実的な希望によって進んでいきます。今では誰もがプラグに繋がれている。あらゆる意味で、この映画はマインド・トリップになることでしょう」と語った。

映画『マトリックス レザレクションズ』は2021年12月17日(金)全国公開。

『マトリックス レザレクションズ』公式サイト

Source: Entertainment Weekly


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