難解な進行…挑戦者・佐々木勇気八段が61手目を封じる 藤井聡太竜王とのシリーズ第2局は互角のまま2日目へ/将棋・竜王戦七番勝負

2024年10月19日(土)18時21分 ABEMA TIMES

 将棋の藤井聡太竜王(名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖、22)に佐々木勇気八段(30)が挑戦する第37期竜王戦七番勝負は10月19日、福井県あわら市の「あわら温泉 美松」で第2局1日目の対局を行い、佐々木八段が61手目を封じて指し掛けとした。あす20日午前9時頃に封じ手を開封し、対局が再開される。

【映像】プチハプニング?しゃっくりが止まらない藤井竜王

 防衛4連覇を目指す藤井竜王に、初のタイトル奪取を狙う佐々木八段が挑戦する注目のシリーズ。藤井竜王の先勝で迎えた第2局は、佐々木八段の先手で矢倉の出だしとなった。

 挑戦者の準備か複雑で難解な進行となった中盤戦では、互いにしっかりと時間を投じて長考に沈む場面も。攻勢に出た佐々木八段に対し、後手の藤井竜王も局面を良くするために強く桂馬を跳ね強い意志を示していた。

 午後6時、立会人の深浦康市九段(52)が封じ手の定刻となったことを告げたが、手番の佐々木八段は前傾姿勢のまま考慮をを続けた。ABEMAの中継に出演した竜王3期の藤井猛九段(54)は「あまり余裕のある表情に見えない」とコメント。定刻から約8分後、佐々木八段が「封じます」と意思を示して指し掛けとした。封じ手の考慮時間は28分。

 封じ手時点でABEMAの「SHOGI AI」は互角を表示。激しい戦いが予想される今後の進行から目が離せない。第2局2日目は、20日午前9時頃に再開が予定されている。

【封じ手時点での残り持ち時間】

▲佐々木勇気八段 4時間43分(消費3時間17分)
△藤井聡太竜王 3時間43分(消費4時間17分)

(ABEMA/将棋チャンネルより)

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