松本潤&香川照之&杉咲花の掛け合いに注目、3人が初めて揃う『99.9』現場レポ

2021年10月19日(火)12時15分 シネマカフェ

『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』(C)2021『99.9-THE MOVIE』製作委員会

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個性豊かな弁護士たちが、99.9%逆転不可能な刑事事件に挑んでいくリーガル・エンタテインメント『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』より、松本潤香川照之杉咲花の3人が初めて揃う撮影現場レポートが到着した。




この日は、主人公・深山大翔を演じる松本さんにとって、撮影初日となり、TVドラマでもお馴染みの「斑目法律事務所」のシーン。あたりを見回して「懐かしい!」と言いながら、トレードマークの青いスーツ姿で登場、座長の明るい表情に、現場の士気も自然と上がっていったそう。

また、松本さんと香川さん、そして新ヒロインの杉咲さんが初めて揃う重要な一日。本作で香川さんは、引き続き敏腕弁護士・佐田を、杉咲さんは新米弁護士・穂乃果を演じている。杉咲さんは、松本さんとは本作が初共演。香川さんとは親子役で過去に共演経験があり、今回は約6年ぶりの共演とあって、「成長したなぁ」と目を細める香川さんに、「またご一緒できるのがすごく嬉しい」と杉咲さん。早速、現場に馴染んでいる様子が見受けられた。

まず、リハーサルが始まる。『99.9』の現場には毎回、台本以外に割本(監督がこれまでの撮影の状況やキャスト陣からの意見も参考にしつつ、カット割りや追加セリフを書き込んだ台本から、その日の撮影部分のみをコピーしてまとめた小冊子)が用意されている。そこからさらにキャスト陣がセリフを膨らませ、時にはアドリブを交えながら、テンポの良い掛け合いが繰り広げられていくのだ。「(役者に)いかに気持ちよく演じてもらうかが大事」という木村ひさし監督は、演出をつけつつ、キャスト陣の演技を楽しみ、アイディアもどんどん採用。適宜アレンジも加え柔軟にタクトを振りながら、世界観を作り出していく。

そして迎えた本番では、どのテイクでも深山と佐田、そして穂乃果も加わった3人の息の合った掛け合いが、監督のカットの声がかかるまでどこまでも続く。テイクごとに少し芝居が違ったり、セリフの言い回しが違ったり、どれも面白いが、どのテイクのどの部分をどこまで使うのか、監督や編集スタッフの腕の見せどころとなる。

撮影の合間には、松本さんがスタッフに声をかける姿も。ドラマからのスタッフはもちろん、新たに参加するスタッフの名前も全て把握済みの松本さん。「このチームで作品を作れることがすごく嬉しい」と語る頼れる座長のもと、一致団結したチームが極上のエンターテインメントを生み出す。

併せて公開された場面写真では、そんな3人の斑目法律事務所でのシーンが写し出されている。なにやらもの言いたげに書類を佐田に見せる深山と、少し怪訝な顔の佐田、深山の様子をそっと伺う穂乃果と、3人の掛け合いに期待が膨らむショットだ。

『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』は12月30日(木)より全国にて公開。

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