木村多江&安藤玉恵、阿佐ヶ谷姉妹役に手ごたえ「芸人さんの気分」 ピンクのドレス姿も披露

10月21日(木)0時0分 マイナビニュース

●2人の魅力を実感「支え合っている雰囲気が出せたら」
女優の木村多江と安藤玉恵が、NHKのよるドラ『阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし』(11月8日スタート、総合 毎週月曜22:45〜23:15)で、お笑いコンビ・阿佐ヶ谷姉妹を演じる。ボブヘア&メガネで阿佐ヶ谷姉妹になりきり、ネタや歌にも挑戦している2人。ピンクのドレスを着用して阿佐ヶ谷で撮影したときには、「阿佐ヶ谷姉妹だ」という声が聞こえて安心したという。木村と安藤にインタビューし、阿佐ヶ谷姉妹を演じる心境や役作りについて話を聞いた。
ホントの姉妹じゃないけれど、ひとつ屋根の下で暮らす阿佐ヶ谷姉妹の優しい日々をつづったエッセイをドラマ化。2人の同居生活、そして理想の暮らし方を見つけるまでの、愛あふれるホームドラマを届ける。
姉・渡辺江里子を演じる木村は、「阿佐ヶ谷姉妹さんを演じるということは、ネタもやるし歌も歌うのかと思って、これは大変なことになったぞと。お会いしたこともなくて、演じられるのだろうかと不安になった」とオファーを受けたときに不安を感じるも、「原作を読んだときに、とっても優しい、のほほんとした気持ちになり、今の時代だからこそ、優しくてのほほんとしているものを届けられるって素敵だなと思い、何かを失うかもしれないけど得るものは多いと思ってやらせていただきました」と出演を決意。
妹・木村美穂を演じる安藤は、不安は全くなかったという。「エッセイを読んで素直に面白そうって思いました。お二人は人気があってネタも面白いですし、脚本も面白い、演出の皆さんもいい雰囲気だったので、不安もプレッシャーもなかったです。大丈夫だろうという直感がありました」。安藤は、映画『ぐるりのこと。』(2008)で木村の義理の姉を演じており、「そのときも姉妹だったなと思い出しました」とも話した。
撮影に入る前に阿佐ヶ谷姉妹と会ったという。木村は「ひたすら江里子さんが動いて、美穂さんは止まっていて、たまに美穂さんがボソッと言うことを江里子さんが拾って温かく包んでいる印象。お互いに補い合って支え合っている雰囲気が出せたらいいなと思いました」と印象を述べ、演じる江里子について「早口とちょこちょこ歩きは真似させていただいています」と説明。「日常のなんでもないことが、お二人がいるとなんだかおかしいってお会いしたときに思ったので、そういう感じになっていたらいいなと思います」と語った。
安藤は、美穂役について「江里子さんの話に返答するときの間が印象的なのでそれを生かしています。あとは、ちょっと猫背なところや、じっくり考えてからお話されるところや、突然面白い話をされるというのも取り入れています」と説明し、「2人の間に流れている独特の空気が作れて、画面を通して伝わるといいなと思います」と期待。ちなみに、普段の安藤は「ちゃきちゃきしていて、早口で動きも速くて江里子さんに近い」とのこと。一方、「多江さんはいつもおっとりしていてエレガント」だと言い、「完全に逆です」と明かした。
そして安藤は、木村との阿佐ヶ谷姉妹役に「すごく関係性ができている。こういうところ(インタビューの場)にいても私は一言もしゃべらなくてもいいかなっていうくらい多江さんに甘えちゃっています。大切なことは多江さんが言ってくれるんじゃないかと。それくらい今、出来上がりつつあります」と手ごたえ。木村も「アドリブもできるくらい、いい具合の間がいつの間にかできている」と語る。
●見た目もそっくりに! 「阿佐ヶ谷姉妹だ」と言われ安心
実際に阿佐ヶ谷姉妹を演じたことで気づいたこともあったという。木村は「六畳のアパートのシーンがたくさんあるんですけど、(安藤演じる)美穂さんがいないと不安になる。セリフがいっぱいあって間違えたらどうしようと思うんですけど、美穂さんを見るとほっとして自然にしゃべれるんです。きっと阿佐ヶ谷姉妹さんも、2人でいてちょうど空気が埋まる感じなんだなと、演じてみてわかりました」と語る。
安藤は「2人で座るときの物理的な距離が近い。もうちょっと離れて座ってもいいのにすごい近いんです。だんだん寄ってきてしまって、肉体がそういう風になっているんでしょうね。これは不思議です」と話し、木村も同調。「きっとお二人もそうなんじゃないかなという気がします」と笑った。
ビジュアル面もボブヘア&メガネ姿で阿佐ヶ谷姉妹になりきる2人。木村がインスタグラムで阿佐ヶ谷姉妹との4ショットを公開した際には、「そっくり」「四姉妹みたい」と話題になった。
木村は「実際の江里子さんの髪の毛の長さよりも少し長めにすると江里子さんに近づく。メガネもいろいろかけましたが、今かけているメガネが魔法のメガネで、かけると江里子さん感が出るんです。そのメガネと出会えたことでかなりビジュアルは近づけたと思います。お洋服は、実は江里子さんってシンプルなお洋服をお召しになっているのですが、江里子さんの本質をお伝えするために個性的なお洋服になっています」と解説。
安藤は「前髪の横のところが丸くなっているんですけど、美穂さんそのまま。美穂さんも短いときと長めのときといろいろあって、どれが一番美穂さんに見えるか検証しながら切ってもらいました。洋服は、無地のロンTにTシャツを重ね着するというおしゃれスタイルが美穂さん。それを用意していただいています」と説明し、「身長差も似ているんです。多江さんのほうがちょっと高くて」と話した。
ピンクのドレスを着て阿佐ヶ谷で撮影した際には、遠くで見ていた人たちから「阿佐ヶ谷姉妹だ」という声が上がったという。安藤は「すごく安心しました」と振り返り、木村も「ピンクのドレスを着て2人で立っているとすごいワクワクするんです。似ていると信じてやっています」と笑顔を見せた。
●ネタや歌にも挑戦「芸人さんたちの大変さを実感しました」
劇中でネタや歌も披露する。木村は「とにかくずーっと2人で練習しているんです。セリフも歌もコントも、暇さえあれば練習しています」と明かし、「本当に芸人さんのような気分に。芸人2人で暮らしているみたいな気持ちになってきまして、どうにか売れないものかしらと思っている自分もいます(笑)」と、芸人の境地になっているという。
また、木村は「芸人さんたちの大変さを実感しました。お芝居と同じようですけど違う。0.1秒とか0.2秒の間の違いで面白さが変わってしまう」とお笑いの難しさを痛感しているそうで、「尊敬の気持ちでいっぱいになりました」とリスペクト。安藤も「ネタを考えるのは無理でした(笑)。生み出す苦しみも描かれているんですけど、ネタを作った上で面白くしていくのは難しい」と感じたという。
阿佐ヶ谷姉妹のネタは、誰も傷つけない笑いと言われている。そんな阿佐ヶ谷姉妹を今の時代にドラマで発信する意義も2人は感じている。
木村は「お二人は、日常のささやかな幸せを体現していらっしゃる。それが発信のもとになっている感じがするので、阿佐ヶ谷姉妹さんの恩恵にあずかって私たちも伝えられるというか、実体験できるのがすごく幸せだなと思いながら演じています」としみじみ。
安藤は「コロナになっておうちにいる時間が増え、自分に向き合う時間がたくさんできて、嫌な部分も見えてきたなと感じています。お二人のエッセイを読んで、私が一番感じたのは、命を大事にしているということ。自分以外の命に対して思いを馳せるという、その積み重ねが伝わると、おうちにいる時間が楽しくなるのではないかなと感じています」と語った。
さらに木村は、「玉ちゃん(安藤)がいると安心する。ほかの方とお芝居するとき玉ちゃんがいなくなると急に不安になる。安心できる人がいるってすごく心強くて幸せなことだなと。補い合って支え合っている阿佐ヶ谷姉妹さんがすごくうらやましいなと思いました」と演じて感じた阿佐ヶ谷姉妹の素晴らしさを紹介。
安藤も「2人でツッコミ合っているのも好き。この作品を通して思ったのは、一生一緒にいられるという人は1人いれば十分だなと。たくさん人がいれば安心ということではなく、たった1人の人とここまでわかり合っていたら心強い。今、とても温かい気持ちです」とにっこり。2人ともしっかり阿佐ヶ谷姉妹の気持ちになれているようだ。
(C)NHK

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