安藤サクラ一家、家族円満の秘密とほどよい距離感

10月21日(日)7時0分 NEWSポストセブン

娘を抱っこして歩く安藤サクラ

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 初回視聴率が23%を超え、大ヒット中のNHK朝ドラ『まんぷく』。ヒロインを演じる安藤サクラ(32才)は、撮影場所がある大阪で1才の娘と2人暮らし中だ。NHK大阪は安藤サクラを迎えるに当たり託児所を設け、撮影中はそこに娘を預けているとのこと。また、母・安藤和津(70才)も大阪に足繁く通い、娘と孫の世話をしているという。


 頼りになるおばあちゃんぶりを発揮している和津だが、実は昨年末までは“介護うつ”に悩まされていた。


 1998年に母親に脳腫瘍が見つかり、2006年に亡くなるまで介護を続けたが、亡くなる1年前にうつ状態がひどくなったという。和津は以前、本誌にこう明かしていた。


「在宅介護で看取ったんですが、亡くなった後もずっと介護うつが行ったり来たりして。無理してテレビに出ても、言葉が出なくなり、文章も手紙も書けなかった」


 そんな状況を変えたのが、孫の存在だった。サクラは昨年春に娘を出産。その年の12月に仕事復帰をしており、自然と和津が面倒を見る機会が増えた。


「孫にかかわることが、私の中に残っていたうつの種みたいなものを、背中を叩いて出してくれた。介護の未来は看取ることしかないけど、孫は未来がある。同じ作業でも癒され方が違うんです」(和津)


『まんぷく』の撮影が始まってからは、サクラが仕事をする大阪に通い、その合間に長女で映画監督の安藤桃子(36才)が暮らす高知を訪れて、3才になる孫の面倒を見る。エッセイなど自身の仕事の際は東京に戻って原稿を書く。


 娘たちとは離れて暮らし、夫・奥田瑛二(68才)とも東京に戻った時しか一緒にいない多忙な日々。だが“孫育て”のやりがいが、和津を介護うつから解放した。


 夫を置いて、娘にかかりきりになる妻に「過保護」という評価はよく聞かれるが、産後すぐに働く女性が多い今の時代、母の手助けはプラス以外のなにものでもない。



「傍目から見ると、30才を過ぎた娘の仕事にくっついて、食事から子育てから、身の回りの世話をすべてするのですから『過保護』ととる人もいるでしょう。でも、サクラさんの場合は少し違う。『介護うつ』の和津さんを元気付けるために、あえて頼りにしてバランスをとっていたんだと思います」(芸能関係者)


 奥田は14日に出演したトーク番組で、サクラに演技を教えようとしたところ「お父さんの生き方と私は違う。お父さんは役が入ったら365日24時間その役で生きなきゃいけない人だけど、私は女優と自分がちゃんと使い分けられる」と言われ、「近くにこんないい女優がいるんだと思った」と明かしている。


 母を支え、仕事をこなし、1才の娘の子育てをし、週末に自宅に帰ったと思ったら夫の実家へ顔を出す──今のサクラの生活は誰もがまねできるものではない。


 一方で、『まんぷく』の現場関係者の間には、和津の大阪通いに一抹の不安があったという。


「サクラさんの両親が以前、別の仕事の時に現場に口を出し大変だったと聞いたことがあったので戦々恐々としていました。2011年にサクラさんの事務所が変わったのも、“両親が原因”という話もある。仕事の選び方なのか作品の中身についてなのかはわからないのですが、あんな大御所お2人に口を出されたらコワイな…と」


 10月中旬、和津と奥田の自宅を訪ねた。庭いじりをする奥田に声をかけると、部屋を覗いて「和津さん、和津さん」と妻を呼ぶ。奥から出てきた和津が気さくにこう答えた。


「私が子供を産んだ時、母が見てくれたから、私もサクラから“助けて”って信号がきたら行くし、できる時は協力します。でも放っておくべき時は放っておく。うちはみんなそうなんですよ。仕事場には踏み込みません。親はでしゃばっちゃいけない。仕事に口を出すなんて一切ありませんよ。視聴者の1人としてドラマがどうなるのか楽しみにしています」


 家族円満の秘密は、ほどよい距離感にあった。


※女性セブン2018年11月1日号

NEWSポストセブン

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