木村カエラ 「中学生の男の子と小学5年生の女の子」の母 家事と作詞は「全部同時に」 夫は永山瑛太

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　歌手の木村カエラ（39）が21日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」（月〜金曜後1・00）にゲスト出演。2人の子供について語った。

　司会の黒柳徹子が「今年デビュー20年。それでびっくりしたんですけど、2人のお子さんのお母さんです」と紹介すると、木村は「そうです。中学生の男の子と、小学5年生の女の子がいます」と笑顔で話した。

　黒柳が「びっくりした」と語ると、木村は「上の子には背も抜かされて。どっちが大人か分かんないって言われてよく言われます」と苦笑した。長男は自身に似ているとし、「私の子供の頃の写真とかを見ると、そっくりだなって思ったりします」と言い、長女については「パパに似てます」と明かした。

　歌手と子育ての両立は大変ではと問われると、「そうですね。今も大変です」と明言。

　「でもやっぱり子供もずっと欲しかったんですよね。子供がいなかった時は書けなかった歌詞の表現だとか、いろんな部分が子供が生まれたことによって、教えてもらえることもたくさんあるし、自分自身も本当に大人にさせてもらったなっていうことがたくさんあって」と語ると、「大変ですけどその分得るものは多いなって思うので、全然、毎日すっごい楽しいです」と声を弾ませた。

　家で音楽を作る際は「凄いみんなにびっくりされるんですけど、台所が私の部屋っていうかになっていて」と告白。

　「台所のコンロの所に私専用の椅子が置いてあって。そこで料理を作りながら膝にパソコン置いて歌詞書いたり、包丁で切る所、台所の後ろに少しテーブルがあるのでそこにパソコン置いといて、こっち向いたら家事ができて、こっち向いたら歌詞が書けるみたいな状態に台所がなっていて。そこで、家事も仕事も全て完結するようになってます」「全部同時にやってます」と説明した。

　自身の仕事に対する子供たちの反応は「“もっと人気者になりなよ”とか凄い言ってきます。なので“もっと働いていいの？”みたいな。“働いたらなれるかなあ”とか言って子供とかには言ったりしますけど」としながらも、「本当にみんな応援してくれていて。“きょうのライブは今まで見た中で一番良かったな”とか、見に来てくれると正直にいろんなことを言ってくれるので、すっごいうれしいです」と目を細めた。

　長男からは歌を「教えてくれ」と言われることも。「うちの上の子が凄く歌が好きで。ギターも最近弾き始めて。凄い歌が上手なんですよ」と木村。「成長期なので声帯が安定してなくて（声が）裏返ってしまう、だから“昔出ていた裏声出ないんだけど、どうやったら声が出るの”とか、そういうことを結構普通に聞いて来るので、“口で歌うんじゃなくて、この奥で高音は出すんだよ”とかそういうことを教えて一緒に。“弾けるようになったから聴いて”とか、そういうふうに音楽を一緒に楽しんでます」と語った。

　木村は2010年に俳優の永山瑛太と結婚。同年10月に第1子となる長男、13年5月に第2子となる長女が誕生している。