視聴率に代わる指標「視聴熱」「視聴質」とは?

10月22日(日)17時30分 まいじつ


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ハードディスクレコーダーなどの普及で、テレビ番組は録画視聴が日常的になった。しかしながら、人気ドラマやスポーツなど、話題のコンテンツがどれだけ視聴されていたかを表す“視聴率”は、基本的にテレビで番組を見ている状態を計測結果として数字で表しているにすぎず、ワンセグや録画での視聴は反映されていない・このことはかねてより指摘されていた。


「人気番組などでは、翌日のスポーツ新聞に《視聴率○○%突破》といったような見出しが踊りますが、実際には数字が高くても、録画視聴率が高いほかの番組の方が総合的に多くの人に見られていたというケースもあります。昨年、ヒットしたドラマ『逃げ恥』は、口コミで人気が広まり、録画してあとから視聴する人が急増しました。その視聴人数は、視聴率トップを独走していた『ドクターX』を上回っていたとも言われています。そこで現在は、録画機器などで7日以内に視聴した『タイムシフト視聴率』が導入されつつあり、リアルタイムと合わせた『総合視聴率』も使われるようになりました」(テレビ雑誌記者)


そんな状況下になった最近は、新しい指標として『視聴熱』というもの出始めている。これは『週刊ザテレビジョン』がウェブサイト『ザテレビジョン』で昨年12月から発表している指標だ。



「視聴熱」「視聴質」の算出方法は?


「最近はドラマの話題は、放送と同時に、感想や実況がSNSに投稿されることが珍しくありません。それらの投稿は、Yahooの“話題のキーワード”などに瞬く間にランキングされ、どれだけ視聴されているかの目安にもなっています。そういった動きに注目したのが『視聴熱』です。SNSなどでの話題性を独自調査し、盛り上がり度を“熱ポイント”として算出しています」(同・記者)


ネットでの話題は即効性もあり、家でテレビを見ない若者層からの情報も反映されることから、視聴率とはまた違った指標として見るとより興味深い。


さらに最近注目されているのが『視聴質』だ。これはモニターとなっている家庭のテレビの上にセンサーが設置されており、全番組、CMのデータを1秒毎に集めている。視聴者の顔の特徴から個人を判断し、表情などから番組のどの部分が受けているかも分かるというから驚きだ。開発元の『TVISION INSIGHTS』が分析したところ、夫婦で見る番組は“刑事物”が多いなど、いままでの統計では見えなかった具体的な様子まで分かるとか。


不倫ドラマを熱心に見ていると、家人から浮気を疑われるなんてことになってしまうかもしれない。



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