桂三度、4度目にして念願の『NHK新人落語大賞』優勝

10月22日(月)20時59分 オリコン

『平成30年度 NHK新人落語大賞』で大賞を受賞した桂三度 (C)ORICON NewS inc.

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 世界のナベアツとしてブレイクし、2011年に落語家に転身した桂三度が22日、東京・渋谷のNHKふれあいホールで行われた『平成30年度 NHK新人落語大賞』に出場し、3年連続4度目にして待望の大賞に輝いた。「これでやっと落語家としてスタートラインに立てる。一生懸命、精進したいと思います」と、気を引き締めた。

 師匠・桂文枝のもとに入門して以来、この『NHK新人落語大賞』に挑み続けてきた。「お笑いタレントから転向して、落語家としてぬるっと活動したらあかん。この大会で優勝することが落語家を名乗る免許証になると思っていた」と、この大会にかけてきた思いを吐露した。

 これまでに、本選で新作、新作、古典を披露し、結果を残せなかった三度は、今回、新作「心と心」を披露。コンビニ強盗とそれに対応する店員、店長、店内に居合わせた客2人、計5人を演じ分け、それぞれの心の声も語っていく。上方落語でおなじみの小さな拍子木を合図にめまぐるしく展開しながら、観客を独自の笑いの世界に引き込んだ。

 審査員を務めた落語家の桂文珍は「面白い発想。ウッディ・アレンの映画にもありましたね。観客がついていける限界に挑戦した。落語の世界を広げてくれた」と評価。同じく俳優の國村隼も「映像が浮かんでくるようだった」と講評を述べていた。

 今年度は、東京と大阪で行われた予選会に計108人が参加。本選には、桂三四郎、笑福亭呂好、柳亭市弥、三遊亭わん丈、入船亭小辰、三度が出場(登場順)。 審査員の文珍、柳家権太楼、片岡鶴太郎、國村、二谷裕真(NHK制作局エンターテインメント番組部部長)が各10点(0.5点刻み)で採点し、50点満点で三度と小辰が48点で並んだため、決選投票が行われる激戦となった。本選の模様はNHK総合で11月4日(後4:00〜5:25)に放送される。

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