櫻井翔主演『先に生まれただけの僕』 蒼井優・高嶋政伸の好演でドラマに厚み

10月22日(日)14時35分 Techinsight

“専務・加賀谷圭介”を演じる高嶋政伸、“真柴ちひろ先生”役の蒼井優

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日本テレビ系の土曜ドラマ先に生まれただけの僕』の第2話が10月21日に放送された。主人公・鳴海涼介役を務めるのは嵐の櫻井翔だ。彼が主演した学校関係のドラマと言えば『家族ゲーム』(2013年)で演じた謎の家庭教師・吉本荒野を思い浮かべるが、今回はずいぶん違うキャラクターの校長先生役に挑む。

本作は総合商社・樫松物産の社員である鳴海涼介が、社命により私立高校の校長となって学校を立て直す姿を描いたオリジナルドラマだ。櫻井翔を支えるキャスト陣は副校長役に風間杜夫、各クラスの担任に蒼井優瀬戸康史、木南晴夏、池田鉄洋、木下ほうか、荒川良々、秋山菜津子、森川葵、保健室の先生に井川遥、さらに樫松物産の専務役に高嶋政伸、OLで鳴海の恋人でもある松原聡子役を多部未華子が務める。

鳴海校長は商社マンとしての経験をもとにビジネスの論理で学校改革して偏差値を上げようとするが、思いもしなかった学校現場の壁にぶち当たる。第1話では、成績は優秀だが家庭の事情で大学進学を悩む2年生の男子生徒に特進クラスの担任で現代社会教師・真柴ちひろ(蒼井優)が「奨学金を使って進学しては」とアドバイスする。一方で鳴海は自身の経験からその生徒に「奨学金は“借金”であり返済せねばならない」と現実を伝え、「そんな怖い話は聞きたくなかった」と戸惑わせてしまう。

第2話ではその男子生徒が学校を休みがちになり、鳴海が「不登校では?」と心配する。それとは別に「スクールカースト」の実態や「教師との不協和音」といった問題も起きてしまう。そんななか、鳴海のやり方に不満を感じながらも彼の熱心さに共感して力となるのが真柴ちひろ先生だ。今はまだ分からないが、彼女にも教師の在り方を考え直すきっかけとなるのかもしれない。

真面目で冗談が通じない感じの真柴先生役を蒼井優が好演しており、ストーリーの展開とドラマの雰囲気づくりに果たす役割は大きい。もし真柴先生役が多部未華子で鳴海の恋人・松原聡子役が蒼井優だとしたらずいぶんドラマのカラーが違っただろう。


他の教師を演じるキャスト陣もそれぞれのキャラクターを上手く表しているが、出番は少ないながら樫松物産の専務・加賀谷圭介役の高嶋政伸に注目だ。彼自身「最近は変な役しかこない」というだけあり、今回もなかなかの「怪演」ぶりである。それによって鳴海が樫松物産でどのような立場となるのかに関心が向き、見る者をハラハラさせる。

蒼井優や高嶋政伸による好演で厚みを増している感のある『先に生まれただけの僕』。第3話では、鳴海校長が辞めてしまった数学教師・及川祐二(木下ほうか)に代わり数学を教えることになる。さらに生徒がスマホを使った「デジタル万引き」が発覚するなど次々と問題が起きる。先生だけでなく生徒役の演技にも期待したい。

画像2、3枚目は『【公式】ドラマ「先に生まれただけの僕」 2017年7月15日付Twitter「今日も撮影中です」、2017年10月7日付Twitter「今夜7時から志村どうぶつ園3時間SPに櫻井翔さんが」』のスクリーンショット

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