「デヴィ夫人の怒り」が古市憲寿氏にとって“追い風”になるメカニズムとは?

10月23日(火)7時15分 アサジョ

 相も変わらず歯に衣着せぬ発言で物議を醸す社会学者の古市憲寿氏だが、炎上を繰り返してもなお彼の立場が安泰でいられる理由は、時代のトレンドと逆行する徹底した“ふてぶてしさ”にあるのかもしれない。

 10月17日、新たなカモとなったのはこの日に自身のブログを更新したタレントのデヴィ夫人である。彼女はNPO団体「アースエイドソサエティ」主催のチャリティーイベント「第21回 ザ・グランド・インペリアル・慈善晩餐会」の代表者を務め上げ、ゲストとして松居一代や日本ボクシング連盟の山根明前会長、神田うの鈴木奈々石田純一、カルーセル麻紀といった豪華なタレント陣が駆けつけた。

 すると、この多様なジャンルからなる参加について、古市氏は10月15日放送の「とくダネ!」(フジテレビ系)で「なんらかの問題を起こした人じゃないと…(参加できないのか)」とチクりと言い放ち、参加者がデヴィ夫人の誘いによって集まったことを説明されると、「一足早いハロウィンパーティーじゃないんですね」ともコメントした。

 この自由すぎる古市氏の発言について、デヴィ夫人は「古市憲寿氏のお粗末な発言を非難!」と題したブログ内で「社会学者って何のことですか?」「おそらく、ブラックタイ、ロングイブニングドレスのパーティーに招かれたことなど無いのでしょう」と怒りを露わにすると「この身の程知らずの古市氏。このパーティーは520名の方が出席し、プリンス・アレキサンダー・ド・ユーゴスラビーを父に持ち、イタリアのプリンセス・マリア・ピア・ド・サボイを母に持つプリンス・サージ・ド・ユーゴスラビー殿下をお迎えし……(続く)」などと、延々とパーティーの威厳や関係者の社会的身分の高さなどを書き連ね、政界幹部やファッション界の大物らも参加した由緒正しきイベントであることをアピールした。

「いわば古市氏のお決まりの挑発に本気で乗っかってしまったデヴィ夫人ですが、彼女が長々とブログ内でイベントの威厳や参列者の功績などを説明すればするほど、どんな大物に対してもいかなる忖度を見せない古市氏のキャラクター性を目立たせることになります。昨今のワイドショーでは上司や先輩からの理不尽な指示や要求を断れないことから生じるパワーハラスメントの案件が連日のように取り上げられていますが、そんな息苦しさに満ちた世の中において、松本人志にも小倉智昭にも一切媚びない報道番組での古市氏の言動は一部の視聴者をスカッとさせている面があります。最近の若者は、過去の偉業や功績を盾に威張り散らす年配の上司らを煙たがる傾向にあり、今回のようにデヴィ夫人が必死にパーティーの素晴らしさをアピールして『身の程知らず』などと憤慨すればするほど、古市氏にとっては格好の餌食となってしまいます」(テレビ誌ライター)

 ネット上では様々な番組でMCを務める坂上忍や小倉智昭、安藤優子といった大物司会者による“パワハラ性”を非難する声が相次ぎ、同時に、そんな大物MCに一石すらも投じることができず、泣く泣く足並みを揃えている軟弱なコメンテーターへの不甲斐なさを指摘する声まで出ている。

 そうした状況の中で、大物に楯突くことのできる古市氏のような存在は視聴者にとっては新鮮に映り、切れ味鋭いコメントにも徐々に耳を傾けたくなるのかもしれない。

(木村慎吾)

アサジョ

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