西田敏行さん「僕は決していい父親ではなかった」本誌に語ったパパの顔

2024年10月23日(水)11時0分 女性自身

17日、西田敏行さんが都内の自宅で亡くなった。数多くの代表作を持ち、12作もの大河ドラマに出演した名優の早すぎる死を惜しむ言葉が絶えることはない。


今月8日に『劇場版ドクターX FINAL』の完成報告会見で公の場に姿を見せたばかりだが、やはり思い出されるのはドラマ『池中玄太80キロ』や映画『釣りバカ日誌』シリーズで見せてくれた人懐っこい笑顔だろう。本誌の取材にもいつも笑顔で応えてくれていたが、なかでも輝いていたのは家族と一緒にいるときの“素”の笑顔だった。


本誌2009年12月22日号に掲載された、『釣りバカ日誌』で長く夫婦役を務めた浅田美代子との対談記事では、妻や娘たちについてこう語っている。


「僕がハマちゃん的立場から言うと、ずっとそばにいたいし、いつもチュッチュしてたいけど、ときどき、うざったがられるんじゃなかろうかって思いますね。うちで女房にチューしようとしても、わりと拒否されますもん(笑)」


また、西田さんが入院した際にずっと付き添っていたという娘たちについて聞かれると、「僕は決していい父親ではなかったな。ちょうど、放任主義とかニューファミリーなんて表現された団塊の世代なんですよ。だから、あまり教育熱心じゃなかったし、うるさいことを言う父親じゃなかったですからね」と話した。


家族はもちろん、共演者やお茶の間の私たちにまで温かな笑顔を届けてくれた西田さんのご冥福を、心よりお祈りします。

女性自身

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