「ゲーム・オブ・スローンズ」新ドラマには「独自のトーンがある」 ─ 「落とし子の戦い」監督、挑戦を語る

10月26日(火)7時45分 THE RIVER

2010年代を代表するファンタジー巨編「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)に登場したターガリエン家のオリジンを描く前日譚ドラマ「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン(原題:House of the Dragon)」は、メインシリーズとは異なる独自の路線を進んでいくようだ。共同ショーランナー・監督のミゲル・サポチニクが「ゲーム・オブ・スローンズ」の新たな挑戦を語っている。

ミゲル・サポチニクは、シーズン6のエミー賞受賞エピソード「落とし子の戦い」を含め、「ゲーム・オブ・スローンズ」で計6話のエピソード監督を担当した。その手腕を買われ、「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」では監督のほかプロデューサーとしても参加している。新シリーズについて、「オリジナル版にとても敬意を払いました」と米The Hollywood Reporterとの取材で語るサポチニクは、製作にあたり“継承”と“挑戦”の両方を心がけたようだ。

「『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』には、独自のトーンがあります。それはドラマを通じて進化し、現れていくことになります。けれどまずは、すごく革新的だったオリジナルに敬意を捧げることがとても重要でした。今作もそれに基づいているわけですし、あの作品が無かったら存在していなかったものです。だから大切だったのは、再び同じものを生み出すのではなく、出来る限りの敬意を払いながら、(物語を)補うことでした。私はオリジナルにも関わっていたのですが、そうした経験は役に立ちました。“全てを変えよう”とか“違う色のパレットを使おう”というようにはなっていません。あの色のパレットは大好きですから。」

本シリーズでは、「ゲーム・オブ・スローンズ」のストーリーから遡り、エミリア・クラークが演じたデナーリス・ターガリエンらの一族・ターガリエン家のルーツが描かれる。舞台はメインシリーズの200年前。視聴者は少なからずメインシリーズで得た前知識を手がかりに鑑賞することになるだろうが、その一方では全く未知の領域が待ち受けている。

「“『ゲースロ』ではこうやったから”というようにもなってはいけません。もし全てをそのようにしてしまったら、見失ってしまう」。こうした類の“決まり”をもって製作に挑んだサポチニクは、「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」が「他のものであるべき」と、改めてそのオリジナル性を強調した。

「(オリジナル版とは)違うクルー、違うスタッフ、違うトーンです。だから他の何かが生まれれば良いなと思っています。けど一夜にして出来ることでもない。ファンの皆さんには、ありのままを楽しんでいただきたいですし、もしオリジナル版の試みに近づくことが出来たらラッキーです。私たちは頭を低くし続けて、挑戦するのみです。私たちの試みが、『ゲーム・オブ・スローンズ』という名前を継ぐ価値のあるものと願って。」

本シリーズは、原作者ジョージ・R・R・マーティンによる小説『Fire & Blood: 300 Years Before A Game of Thrones(原題)』に基づいて展開される。マーティンとサポチニクのほか、製作総指揮には『ランペイジ 巨獣大乱闘』(2018)のライアン・J・コンダルが就任している。シーズン1は全10話構成となり、2022年の米配信開始を目指して、撮影が進められているところだ。

Source: THR


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