ラグビーW杯の裏で『イッテQ!』と『ポツンと』視聴率に明暗

10月27日(日)7時0分 NEWSポストセブン

歴代ワーストの視聴率8.6%を記録した『イッテQ!』(HPより)

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 昨年まで日曜の夜といえば、日本テレビの独壇場だった。17時台の『笑点』から21時台の『行列のできる法律相談所』まで2ケタの視聴率を取り続け、“黄金の縦ライン”と呼ばれることもあった。


 しかし、最近はテレビ朝日がその牙城を脅かしている。昨年10月、20時台に『ポツンと一軒家』を開始させると、『世界の果てまでイッテQ!』のヤラセ疑惑も重なり、同時間帯首位の座を奪った。テレビ局関係者が話す。


「最近、日テレは19時台の『鉄腕!DASH!!』も数字が下がっています。山口達也が抜けた穴を埋め切れておらず、最近はテレ朝の『ナニコレ珍百景』にも負けている。9月29日は城島茂の結婚スペシャルで2時間放送して13.0%だった。この日は『珍百景』が14.6%、『ポツンと一軒家』が20.8%とテレ朝に差をつけられた。城島の結婚は前日から情報番組などで散々話題になっていたので、もう少し上がると思いましたが……」(以下同)


 翌週の10月6日、日本テレビは『日テレ系人気番組No.1決定戦』の4時間スペシャルを放送。日テレの総力を尽くした特番だったが、13.2%に終わった。


「同番組は昨年10月の12.9%よりは微増していますが、今年4月の14.4%、昨年4月の15.5%と比べると勢いを失っています。この日、テレ朝は19時台『珍百景』13.3%、20時台『ポツンと一軒家』19.9%と通常通りの放送でした。そして、21時から2時間『ドクターY〜外科医・加地秀樹〜』で14.0%を記録。改編期にもかかわらず特番で対抗せず、視聴習慣のある『珍百景』『ポツンと一軒家』を持ってきた作戦も功を奏したと思います」


 10月、日本テレビはラグビーW杯の中継で、高視聴率を獲得。特に13日の『日本対スコットランド戦』は39.2%を叩き出し、週間の世帯視聴率3冠王にも大きく貢献した。


「日テレはラグビーW杯に浮かれている場合でもない状態です。13日の『日本対スコットランド戦』の裏でも、テレ朝は『ポツンと一軒家』で16.4%を獲った。しかし、20日の『日本対南アフリカ戦』(NHK)が41.6%の裏で、『鉄腕!DASH!!』は7.9%、『イッテQ!』の2時間スペシャルは8.6%しか取れなかった。ラグビーW杯があったとはいえ、日テレの日曜ゴールデン帯が惨敗するとは……。ちなみに、テレ朝は19時台から『珍百景』が2時間スペシャルで11.3%を獲りました」


 前の週と比べて、ラグビーの視聴率は2.4%しか変わっていないが、お化けコンテンツの裏で放送された『ポツンと一軒家』と『イッテQ!』では、だいぶ差が開いた印象だ。


「『イッテQ!』の8.6%は歴代ワーストの数字です。日テレは13.5%以上を高視聴率の目安においていますが、『イッテQ!』は9月15日以降の放送3回で、いずれも下回っている。いよいよ正念場を迎えてきたという感じです。


 テレ朝は『ポツンと一軒家』が番組最高の20.8%(9月29日)を出した週に、週間の世帯視聴率3冠王を獲っています。日曜の不振は局全体に響いてきます。ラグビーW杯という宴が終わった後、どう対策を講じていくかが鍵になるでしょう」


 日曜ゴールデン帯の出来は局の命運を握っている。『イッテQ!』の巻き返しはあるか。

NEWSポストセブン

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