真中満、楽天・三木肇2軍監督の“手腕”語る「理論派」「頼もしい」

2023年10月30日(月)17時30分 マイナビニュース

元プロ野球選手で野球解説者の真中満氏が27日、YouTubeチャンネル『フルタの方程式【古田敦也 公式チャンネル】』で公開された動画「超豪華ヤクルトOBがほろ酔いトーク!試合開始は“マナカの方程式”!?【ヤクルトスワローズ同窓会】」に出演。楽天・三木肇2軍監督の手腕を絶賛した。
チャンネルスタッフから現役時代に仲が良かった選手を聞かれた真中氏は三木氏の名前を挙げ、「年間300日は(一緒に)いましたね。毎晩飲んでました」と回想。続けて、指導者としての三木氏について、「理論派だね。現役時代の数字はそうでもないけど、言葉の力もあるし、選手を納得させる言葉もある。あとは、彼はバッティングとかは専門じゃなかったけど、走塁や戦術面に関しては頼もしいですよ」と絶賛した。
また、真中氏のヤクルト監督時代、三木氏は同チームで1軍ヘッドコーチも務めており、「サインは基本、僕が出してたんですけど、三木ヘッドは三塁コーチの送るサインも分かるし、僕が三塁コーチに送るサインも分かるから、(サインを)間違えていても、『監督は今あれを出しました』って訂正もできるんですよ」と明かす真中氏。「普通はチームのサインだけ覚えてる。分かってるけど、そんなに全部は覚えてない」ものの、三木氏は例外だったため、「僕が選手交代とかで行ってる時は、『三木、ちょっと盗塁出しといて』と言うと、僕が出さなくても三木が出せるんですよ」と振り返る。
さらに、「ファーストコーチャーと三木だけでスチールのサインも出せる。だから、サードコーチャーからはノーサインなんだけど、盗塁が出たりするので、例えば、僕のサインを全部把握してる相手チームとかでも、『真中、今、何もサイン出してないのにスチールしたな』ってことも起こりうる」などと例示しながら、「だから、なんでもできる。(三木がチームにいると)楽です」としみじみと語っていた。
【編集部MEMO】
『フルタの方程式』は、テレビ朝日で放送されていた古田敦也氏の初冠番組。2021年5月にYouTubeチャンネルとして復活した。名選手たちのハイレベルな技術論や、プロ野球選手だけが知るエピソードに加え、野球のギモンを解決する“方程式”を提案。「ピッチャーズバイブル」「バッターズバイブル」「キャッチャーズバイブル」など、「野球好きのバイブル」となるコンテンツを配信している。なお、古田氏が『これ余談なんですけど・・・』(ABCテレビ)にゲスト出演した際、番組MCのかまいたち・濱家隆一は古田氏のトーク力を絶賛し、『フルタの方程式』を楽しみにしている視聴者の一人であると明かしていた。

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