『ビブリア古書堂の事件手帖』野村周平、10年後の自分に「落ち着いちゃってる?」赤裸々な暴露トークも
2018年11月1日(木)13時32分 映画ランドNEWS
映画『ビブリア古書堂の事件手帖』初日舞台挨拶が1日、都内・TOHOシネマズ日比谷にて行われ、キャストの黒木華、野村周平、成田凌、夏帆、東出昌大、監督の三島有紀子が登壇した。
本作は、鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂を舞台に、店主である篠川栞子が古書にまつわる数々の謎と秘密を解き明かしていく“古書探偵ミステリー”。極度の人見知りだが、驚くべき本の知識とプロファイリング能力を持つ文芸女子・篠川栞子を黒木華、過去の体験から本が読めなくなった特異体質を持ち、不器用ながらも誠実で憎めない五浦大輔を野村周平がそれぞれ演じるほか、成田凌、夏帆、東出昌大らが共演する。監督を『幼な子われらに生まれ』の三島有紀子が務める。
黒木は「本の知識と推理力がすごいので、謎解きの部分ではスラスラとセリフを出していかなければならなかったし、読み聞かせのところでは本を理解していないと伝えられないことがあった」と撮影を振り返る。
本が読めない特異体質を持つ役柄を演じた野村は「僕は比較的、自分に近い役をやらせてもらいました。監督から『太陽のような存在でいてください』と言われて、現場で太陽のようにしていたら『うるさい(笑)』って言われました」とハニカミ。三島監督は「灼熱の太陽になっていた(笑)」と、現場での野村のはじけっぷりにタジタジだった様子。
イベントでは、本作の物語にちなみ「人生を変えた人・もの」をお題にトークが進行。中でも、野村は「僕はお父さんに勝手に応募されてこの世界に入っているので、親父に人生を決められた感はありますね」と告白。「アミューズで150万円の賞金が出るオーディションがあって、お金目当てで息子をアミューズに売ったんです!僕の人生が変わったのはヤツのせいです(笑)」赤裸々に話した。
また、「10年後の自分へ向けてメッセージ」として、「落ち着いてますか?」と野村。成田が「落ち着きたいの?」と聞くと、野村は「いや、落ち着いちゃった?落ち着いちゃってる?っていう意味で(笑)世の中かき回したい」と野村節を炸裂させた。
映画『ビブリア古書堂の事件手帖』は11月1日(木)より全国公開
© 2018「ビブリア古書堂の事件手帖」製作委員会
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