元TBSアナ山本文郎さん、再婚時いかに継子と接したのか

11月3日(日)16時0分 NEWSポストセブン

山本文郎さんの妻である由美子さん

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 夫婦のどちらか、または両方が子連れで再婚した家庭を「ステップファミリー」と呼ぶ。現在は結婚する男女の4組に1組が再婚で、学校の1クラスにつき1、2組はステップファミリーがいるイメージだという。


 今後さらに増えていくだろうことが予想されるステップファミリーだが、著名人はどのように新たな家族の形をつくっているのだろうか。さて、継父の生き様を、亡くなった後も子供たちが尊敬し続ける家庭もある。


「もう亡くなって5年半が経ちますが、1日に1度は息子たちと、『“ブンパ”のおかげだよね』と夫の話題になります」


 そう微笑むのは、元TBSアナウンサー・山本文郎さん(ふみお・享年79)の妻である由美子さん(53才)だ。


 由美子さんは2008年に12才の長男と10才の次男を連れて、31才年上の文郎さんと再婚した。年の差婚に世間は騒いだが、由美子さんに不安はなかった。


「夫が『息子たちの父親になりたい』と言っていたことも結婚の決め手でした。夫の中で、最初の結婚では仕事ばかりになってしまい、先に亡くなった奥様に育児を任せきりだったので、改めて父親をやり直している気持ちだったのかもしれません。再婚後、息子の学校行事には必ず参加し、長男の学校ではPTA役員もやりました」(由美子さん・以下同)


 そんな継父を2人の子供たちは周りの大人たちと同様に「ぶんさん!」と呼んで慕い、晩酌時には3人でテーブルを囲んで延々としゃべっていたという。経験豊富な男親としての「教え」も貴重だった。


「高校生になった次男が、数学のテストでよくない点数を取って、『勉強が嫌だ』と言った時、主人は『全部が平均でなくても、何か1つでも得意なものがあればそれでいい』『どん底を味わえば、そこから見えてくるものもある』と諭しました。私なら焦って塾や家庭教師の先生に泣きつくところ、主人のおかげで次男は自ら猛勉強するようになり、それから一気に成績を上げて大学に合格しました」


 怒らず急かさず、何事も柔軟に受け入れた文郎さんには、そうする理由があった。


「夫が大学生の時に母親が再婚したのですが、継父とはあまりいい思い出がなかったようでした。その経験を踏まえて息子たちと接していたと思います」


 そんな父親を息子たちは今も心から尊敬する。生前の文郎さんは、「2人のうちどちらかがテレビの仕事をしろ」が口癖だった。父の遺志を胸に、長男は芸能事務所、次男はキー局で働いている。


※女性セブン2019年11月7・14日号

NEWSポストセブン

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