大泉洋、ベネディクト・カンバーバッチと対面!「物腰の柔らかい方」
2018年11月5日(月)16時0分 シネマカフェ
N.Y.のアリス・タリー・ホールにて行われた今回のワールドプレミア。会場内には150mにわたるテーマカラーの“グリーンカーペット”が敷かれ、本作のテーマであるクリスマスにちなみ、人工で作られた雪が降っていた。
今回このグリーンカーペットにまず姿を現したのは、本作の日本語吹き替え版で“いつも不機嫌で嫌われ者”グリンチの声を担当した大泉さん。以前、会見で「“カンバーバッチの声に合わせて作られた映像”に合わせて声をあてるのがものすごく大変だった」と、思うところがあったようだが、「実際に会ったらNice to meet youで終わっちゃうかもしれないな…」と弱気なコメントをする場面も。
また、大泉さんと一緒にシンディ・ルー役の子役・横溝菜帆も登場。生まれて初めての海外プレミアだったが、世界中から集まった報道陣の中、笑顔で手を振りカーペットを歩いていた。
続いて、本国版のキャスト&スタッフも登場。本作のプロデューサー、イルミネーションのCEOであり、大泉さんにグリンチ役のお墨付きを与えたクリス・メレダンドリがまず最初に登場し、「僕たちの映画に出演してくれてありがとう! ここで会うことが出来てとっても嬉しいよ!」と大泉さんに感謝の思いを述べていた。
また、本国版でシンディ・ルーを演じたキャメロン・シーリーと横溝さんが対面する場面も。横溝さんが和柄のがま口財布をクリスマスプレゼントすると、キャメロンは「SO COOL!」と喜び、2人はすぐにうちとけていた。
さらに終盤、本国のグリンチ役、ベネディクトが現れると、大泉さんは「Japanese Grinch!」と名乗り、ベネディクトも「Fantastic!」と反応し、夢の“ひねくれ共演”が実現。「この役は演じるのが楽しかったんじゃないかい?」などと、グリンチ役同士でグリンチの魅力を語り合った。
そしてプレミアイベントを終え、大泉さんは思わず「これがアメリカか! カオスのような雰囲気」と一言。さらにベネディクトとの対面については、「あっという間だった。物腰の柔らかい方だった」とふり返った。
プレミアイベント後の上映会も1,500人の来場者がつめかけ、ニューヨーカーたちにとって一足早いクリスマスプレゼントとなったようだ。
『グリンチ』は12月14日(金)より全国にて公開。