Hey! Say! JUMPの魅力は“無邪気さ”『いただきハイジャンプ』角山僚祐氏が語るグループの強み

11月6日(土)11時5分 マイナビニュース

●Hey! Say! JUMPは「明るくまっすぐな子たち」
アイドルグループ・Hey! Say! JUMPのCDデビュー15年目突入を記念し、フジテレビの冠番組『いただきハイジャンプ』が13日(10:25〜11:50)に85分拡大特番を、15日(23:00〜23:40)に全国ネットでの特番を放送する。今回は同番組の演出を担当するフジテレビの角山僚祐氏に、『SMAP×SMAP』を参考にしたという番組作りへの思いや、Hey! Say! JUMPのメンバーそれぞれの印象をたっぷりと聞いた。角山氏が「実はMC力が一番高い」と感じているメンバー、「バラエティ能力が一番高い」と賛辞を贈るメンバーとは。
——角山さんは関ジャニ∞さんの『関ジャニ∞クロニクル』を5年半経験して、昨年の秋から『いただきハイジャンプ』(以下『いたジャン』)に異動になったということですが、番組を新たに担当する際、どのようにタレントさんの個性を把握していくのでしょうか。
まずはライブDVDのMC部分やラジオを聴いて、人となりを調べます。Hey! Say! JUMP(以下JUMP)とは、昨年末に1人ずつ楽屋に来てもらってマンツーマンでヒアリングをしました。とはいえ一緒に収録をして接していくことで、下調べの何倍もその人の個性が分かるんですけどね。『いたジャン』を担当して1年ほどになりますが、ようやくメンバーに馴染んできたと思います。
——下調べをしたとき、グループに持った印象は。
世間のイメージ通りだと思いますが、すれていなくて、明るくまっすぐな子たちだなと。実際に接してみてもその印象は変わりませんでした。
——では、実際に番組を始めて気づいた魅力はありますか。
今はゲストの方にあわせて毎週3つほどの企画や対決を行う「gスポーツ」がメインコーナーになっていますが、よくゲストの方が収録の雰囲気を「中学生の教室みたい」、「男子校の部室みたい」と仰るんですよね。その印象はまさにJUMPのグループ性を表現しているなと思っていて、彼らは本当に嫌味がない。メンバー同士の仲は良いし、企画やゲストへの興味などもまっすぐな反応をしてくれます。その無邪気さが魅力の1つだと最近は感じています。
——「gスポーツ」は、コーディネート対決などの人気企画も生まれていますが、そのゲストのためだけに用意されている企画も多数あり、毎回とても手間がかかるのではないでしょうか。制作への思いを教えてください。
メンバーの色を出したい、ゲストにも楽しんでもらいたい、という思いで参考にした番組が『SMAP×SMAP』なんです。その中で「ビストロSMAP」のように芯になる企画がほしいと思い「gスポーツ」を立ち上げました。ゲストが決まらないと対決の内容も決まらないので収録の直前までバタバタするという大変さはありますが、毎回企画が変わるので飽きずに新しいことをやれるところがいいと思います。発展途上ではありますが、大久保佳代子さんゲスト回での「ツンデレ対決」(「叱られたい」という大久保の願望を叶えるため、メンバーが即興でツンデレ台詞に挑戦する対決)など、「アイドルバラエティ」としての理想形も少しずつ見えてきたんじゃないかなと。
●山田、知念、中島の印象
——毎回企画が違うので、視聴者の方も新鮮な気持ちで楽しみにされていると思います。40分の放送時間にたくさんの企画が詰め込まれていて、テンポの良さも感じます。
褒められることの少ない仕事なので、そう思ってくれていたらうれしいですね(笑)。JUMP8人の見せ場を作るには3企画くらい作らないと成立しないんです。スケジュールの都合で全員がそろわない週もありますが、全員が出られるときは、1人1つは見せ場を作りたいという気持ちで企画を考えています。JUMP全員が出演するレギュラー番組は『いただきハイジャンプ』だけ。JUMPが何人組で、1人ひとりがどんなキャラクターで、それぞれがどんな関係性なのかということを世間に浸透させることが番組の使命だと思っているので。
——そんなHey! Say! JUMPさん8人の印象を順番に教えてください。
山田涼介/“バラエティ演技力”の高い全方位型
能力値を表す五角形の図ってあるじゃないですか。山田さんは全部埋まっています。すべての平均値が高いんですよね。ルックスもさることながら、立ち回り、MC、何でも上手ですし、ここぞというときの一言も面白い。その中でも特に好きなのは、コメントにおける演技力が高いところ。痛いときやつらいときに、大声を張り上げて発する一言も、演技力によってより面白くなる。「演技をしている」のではなく「演技力があるからこそ、感情が見る人に伝わりやすい」んですね。すねを叩いて、タライを落として、毛をむしり取るという罰ゲームを受けてもらったときに「どこが痛いかわかんねーよ!」と仰っていましたが、その文言も痛がるリアクションもすべてがすごかったです。
知念侑李/事前打ち合わせでの雑談が盛り上がる
企画に対して、一番まっすぐに取り組んでくれます。アンガールズさんが来たときの「怪談対決」でも、憑依したようなお芝居が光っていました。用意された企画に対して何の疑いもなくストレートにやりきる誠実さを持ちながら、自分のポジションを楽しんでいる雰囲気がありますね。番組でもよく話題にしていますが「究極の人見知り」というキャラクターも面白い。ただ、あくまで人見知りは共演者の方への話で、スタッフに壁を作ることは全くないんです。リモートで打ち合わせをするときも、実は本題に入る前のちょっとした会話が一番多いのは知念さんです。
■中島裕翔/バラエティ欲&MC力ナンバーワン
ドラマでも活躍されていて、ビジュアル的にも高身長でシュッとしている中島さんですが、一番ふざけたがり、やりたがり……というギャップが魅力です。“バラエティ欲”が一番強いメンバーかもしれません。コーナーが始まるときの「○○対決〜!」という声とともに、対決にあった動きをしてくれるのが好きです(笑)。そして、実はMC力が一番高いと思います。慣れていない人だと台本を一字一句読んだり、進行にとらわれて余白なく進めてしまいがちですが、中島さんは自分なりに解釈して、自分らしい言葉に言い換えたり、ここはルール説明にいかずに先に話を聞いたほうがいいなと自分で判断してゲストにうまく話を振ったりと、MCとしてのセンスや勘を持っている人です。
●有岡、高木、伊野尾、八乙女、薮の印象
■有岡大貴/Hey! Say! JUMPの広報担当
バラエティが大好きで、すごく一生懸命。ちゃんと緊張するし、ちゃんとジタバタするし、がんばり屋さんです。そして、メンバーについて詳しく知らない視聴者やゲストの方にも分かりやすくメンバーのことを説明してくれて、メンバー同士の関係性を笑いにしてくれる広報的な立場です。山田さんにけしかけて「有岡VS山田」の構図を作ったり、「知念って、高木(※高ははしごだか)ってあぁいうところあるじゃん」と紹介してくれたり、昔メンバーで飲みに行ったエピソードを持ち出してくれたり。グループの話を分かりやすく伝えてくれるのは、制作側にとってとても有り難いです。
■高木雄也/自分の見せ方を意識できるプロ
自分の見せ方が上手だと思います。ガテン系職業のコーディネート対決では庭師の格好を、スノボコーデ対決では全身真っ赤なウェアを選んでゲストの心を射止めていて、こちらも「そんなセレクトしてくるのか!」と驚かされました。あと見た目はワイルドですが、実際はフランクです。せっかちなところもあるので(笑)、一番最初にスタジオに入ってスタッフと雑談している場面をよく見ますね。スタッフとの距離が一番近いのは高木くんかな。
■伊野尾慧/男気あふれるクリエイター
バラエティを一番分かっている人。バラエティ能力が一番高いです。「今回はこういうスタンスでいこう」と自分のポジションをはっきりさせるのが好きですよね。メンバーが「最後に落とすときは伊野尾に頼ろう」と任せているのを感じるくらい、オチのコメントが的確です。いつもテロップの入れやすいことを言ってくれます(笑)。中性的な顔立ちですが、一番男気がある。メンバーが躊躇しているときに「俺が行きます!」と手を挙げて「ピエロになってもいいから自分が矢面に立ってやる」という思いを持っているのが伊野尾さん。そして、一番制作に近い脳を持った人だと思います。クリエイター気質なのかな。打ち合わせをしていても本質を突いてくるので、こちら側も「ちゃんとしないといけないな」と思わされています(笑)。
■八乙女光/身体的能力が高い企画屋
八乙女さんは起爆剤的なポジション。変顔や奇妙な動きといった“動”のお笑いをさせると一番盛り上がる、身体的バラエティ能力の高い人です。そして八乙女さんは「この企画はこういう風にしたほうがいいんじゃないですか」「このほうがメンバーはやりやすいかもしれないですね」と、演者側の景色から企画をより良くするための意見をくれる。「八乙女の時間」という企画は、最初にヒアリングしたときに「JUMPは1つおもちゃやゲームを与えるだけですごく盛り上がるんです」という話をしてくれたので、そこから「4人くらいがいい」「サザエさんみたいな昭和家屋っぽいセットで」と打ち合わせを重ねて八乙女さん仕切りで生まれたもの。そのときも制作的なアイデアをたくさん頂いたので、企画会議にいてくれたらいいなと思える人ですね。
■薮宏太/かわいい愛され最年長
最年長だけどメンバーにいじられるという“かわいさ”が薮さんの魅力だと思います。“嘘演技”が下手な薮さんが他のメンバーを騙せるかどうか挑戦する「薮ダウトショー」という企画でも、薮さんの“かわいげ”を出すことができました。いじられるのがかわいい最年長というポジションは、ドリフターズのいかりや長介さんのよう。薮さんは表情がいいんです。ニコっとしたときに、愛される笑顔だなと感じます。ですが、11月13日放送のスペシャルでは、「デビュー15年目を迎えるにあたり視聴者に一言」という場面で7人が一斉に「じゃあ薮くんが代表して」と振っていて、仕切るときはビシッと仕切る立ち回りもする。でも番組ではいじられ愛されキャラという一面を見せていきたいと思っています。
——8人全員に違った言葉で魅力を語っていただき、愛を感じました! 後編では、特番の見どころやSNSでの反響、今後の展望についてお伺いしたいと思います。
■角山僚祐
1985年生まれ、大阪府出身。09年に京都大学卒業後、フジテレビジョン入社。『爆笑レッドカーペット』や『爆笑レッドシアター』などバラエティ番組のADを経て、『さしこく〜サシで告白する勇気をあなたに〜』、『関ジャニ∞クロニクル』の演出を担当、2020年10月より『いただきハイジャンプ』演出を担当。2019年3月に開催された、フジテレビの社内コンペ「第4回企画プレゼン大会」では、『日本列島ローカルスクープ なんてニュースだ! もういいゼ!』で1位に輝いた。

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