八千草薫さんの秘話をマネジャー告白、百恵さんと確執の真相

11月6日(水)16時0分 NEWSポストセブン

10月24日、亡くなった八千草薫さんは生涯女優として活躍

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 10月24日に膵臓がんのために帰らぬ人となった女優の八千草薫さん(享年88)。その裏話をマネジャーが明かす──。


 八千草さんの葬儀に参列した友人はこう話す。


「野に咲いている花が好きだったので、祭壇もそのイメージでした。生前に、お墓も新しく作り、ご主人とお母さんとそこに入ると決めていました。戒名も予め用意していたのだと思います。お通夜の時に住職に教えていただいた時は、かっこいい戒名だなと思いましたね。驚いたのは、火葬した時にお骨が太くて大量にあったこと。本当に骨が強くて内臓も丈夫な人でした」

 

 40年間にわたって八千草さんのマネジャーを務め、所属事務所の社長でもある原田純一さんは、亡くなる前日に病院を訪れていたという。


「入院中はほぼ毎日、病院に顔を見に行っていました。23日にはお手伝いさんが持ってきたまつたけご飯を“おいしい、おいしい”って言って食べて、“あなたも食べなさいよ。おいしいから”ってぼくにも強引にすすめてくれました。


 亡くなった日、八千草さんは一度起床したのですが、その後容体が急変しました。朝6時半くらいに見知らぬ番号から電話がかかってきて、それが病院からだった。前日には元気そうに“明日はひらめのおつくりを一緒に食べましょうね”って言っていたから、ショックでしたね。最期は本当に眠っているようでした。最後まで仕事に戻る気持ちだったと思いますよ」(原田さん)


 好きなものを食べ、仕事も趣味もマイペースを貫いた。まさにPPK(ピンピンコロリ)の理想通りの生き方だった。


 夫を亡くし、きょうだいも子供もいない八千草さんだが、遺品整理には着手していた。


「80才になり、遺品を誰に残すか整理をされていました。宝石類を細かくこれはこの人に、あれはあの人にと…その作業の途中に“私の思い出がなくなっちゃうみたい”とつらそうにしていました。遺言書も作成しています」(前出・友人)


 八千草さんの死は中国でも伝えられた。目立ったのは、中国でも大ヒットした山口百恵さん(60才)主演のドラマ『赤い疑惑』(1975年、TBS系)の名前を挙げ、「山口百恵の母親を演じ、中国の視聴者にもよく知られた」という報道だ。


 しかし、八千草さんはこの『赤い疑惑』を6話を終えたところで突然の降板。百恵さんが多忙で撮影時間が取れないため、後ろ姿を“影武者”が演じるといった百恵さん最優先の撮影手法に、八千草さんが苦言を呈して降りたと伝えられていた。以後、2人は共演がなかったこともあり、“確執”があったとまで報じられもした。原田さんが真相を語る。


「事実を言うと、あれは百恵ちゃんをかばったんです。仕事が忙しすぎて、朝、バーッと百恵ちゃんのシーンだけを撮ると、グラビアや歌番組のために現場を離れて、また夜戻ってきてバーッと撮る。そんなスケジュールや撮影方法について、八千草さんは“百恵ちゃんがかわいそう”“こんなことをやっていたら、作品だけじゃなくて、百恵ちゃんがダメになる。人間って限度があるからすり減っちゃうよ”って。百恵ちゃんの体を気遣って、制作サイドとけんかになった。そうした事情を皆さんにあまり説明しなかったから、間違った情報が出回ってしまって…」(原田さん)


 原田さんにとって、八千草さんは実の母親のような存在だったという。


「私はすでに母を亡くしているので、八千草さんが母親のようでした。でも八千草さんがどう思っているかはわかりません。本当の親子って、自分たちが親子がどうかなんていちいち確認しないでしょ。それと同じです」(原田さん)


 原田さんによれば八千草さんの口癖は「いつも楽しく、ちょっとだけ無理をする」──その思いで天寿をまっとうされたのだろう。


※女性セブン2019年11月21日号

NEWSポストセブン

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