西山朋佳女流三冠、“剛腕”炸裂なるか!?注目の第3局は試験官・上野裕寿四段が優位に立ち白熱の終盤戦へ/将棋・棋士編入試験
2024年11月8日(金)16時33分 ABEMA TIMES
将棋の西山朋佳女流三冠(白玲、女王、女流王将、29)が挑む棋士編入試験第3局が11月8日に大阪市の関西将棋会館で行われ、試験官の上野裕寿四段(21)と現在対局中だ。1勝1敗で迎えた本局を制し、“合格”へ王手をかけることはできるか。注目の一戦は、西山女流三冠が主導権を握り白熱の終盤戦へと突入する。
棋士編入を目指す西山女流三冠の試験第3局。本局の試験官は、前期の新人王戦、今年度の加古川青流戦覇者でもある若手強豪の上野四段が務めている。後手番の西山女流三冠は、やや意表の「四間飛車」を志向。対抗形のねじり合いの将棋に、西山女流三冠が積極的な指し回しを見せている。
局面は勝負所に突入し、西山女流三冠は強く攻め合いを決断。ABEMAで解説を務めている郷田真隆九段(53)は「先手が少し行けそう」、佐藤和俊七段(46)も「まだまだ難しいが、見た目的には後手が辛そう」と印象を語っていた。終盤戦で持ち前の“剛腕”を発揮し、強敵を打ち破って“合格”へ前進を遂げるか。今後の展開から目が離せない。
【午後4時30分時点での残り持ち時間】
上野裕寿四段 24分(消費2時間36分)
西山朋佳女流三冠 33分(消費2時間27分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)