「これで終わり」シュワちゃんも弱気?新作ターミネーター、全米で寂しい出足

11月8日(金)6時0分 アサ芸Biz

アーノルド・シュワルツェネッガー

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 俳優の“シュワちゃん“ことアーノルド・シュワルツェネッガーが11月5日、最新作「ターミネーター:ニュー・フェイト」の来日記者会見に共演者らと出席し、同シリーズの今後に関して「これで終わりだと思っている」と話している。

 1991年に世界中で大ヒットした人類と機械の抗争を描いた「ターミネーター2」の正統続編として製作された同作。オールドファンを唸らせる最大の見所はなんと言っても映画界屈指のヒットメーカー、ジェームズ・キャメロン氏とシュワちゃん、そしてリンダ・ハミルトンの再タッグであり、「ターミネーター3」以降のシリーズを“無かったことにした“キャメロン独自の世界観には大きな期待が寄せられている。

 今作に“製作“と“製作総指揮“という立場で携わっているキャメロン氏は、公開前に「興行的な成功があれば、3部作構成になる」ことを示唆しファンを興奮させていたが、来日会見に登場したシュワちゃんは「ニュー・フェイト」シリーズ化の可能性や、彼が演じる“T-800役をいつまで演じる?“との質問に対して「僕自身はこれで終わりだと思っているけど、それは観客の皆さん次第かな。今回の作品も喜んでもらえれば良いんだけど」とコメント。作品への評価や興行成績によって今後の展開も変わるのではないかとの見方を示した。

「シュワちゃんが“僕自身はこれで終わり“と考えているのは、仮にシリーズ化されたとしてもシュワちゃんの出演が最後という意味なのか、それとも『ニュー・フェイト』自体が単体で終わってしまうという意味なのかは分かりませんが、続編製作に向けて雲行きが怪しくなっているのは確かです。というのも、11月1日〜3日までの全米ボックスオフィスランキングの発表によれば、満を持して公開した『ニュー・フェイト』は全米で初登場1位をマークしたのですが、その興行収入は3日間で2900万ドルに留まり、お世辞にも“大ヒット“とは言い難い成績となりました。今作の製作費はおよそ1億8500万ドルとされていますから、アメリカ以外での成績によってギリギリ黒字になれるかどうかといったところ。なお、2015年の『ターミネーター:新起動/ジェニシス』が公開された際も“興行的な成功を収めた場合は3部作構成になる“と報じられていましたが、封切り3日間のオープニング興収は2700万ドル。今回の『ニュー・フェイト』は“失敗作“と揶揄された前作とあまり差のないオープニング興収となっており、シュワちゃんの“これが最後“発言はニュー・フェイトの興収を知った上でのコメントだったのかもしれません」(テレビ誌ライター)


 映画のクオリティーを興行収入だけでジャッジすることはできないが、やはり天文学的な製作費を必要とする以上、スタジオからすれば、その成績の如何がシリーズ化に向けて大きな判断材料となることは致し方ないだろう。

 さすがのターミネーターも今回ばかりは「アイル・ビー・バック」と声高に宣言できないかもしれない?

(木村慎吾)

アサ芸Biz

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