綾野剛「言葉を紡いでくれる」深川栄洋監督の細やかな演出明かす『ドクター・デスの遺産』

2020年11月8日(日)17時30分 シネマカフェ

『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』監督(C)2020「ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-」製作委員会

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映像化作品が相次ぐミステリー作家・中山七里の犬養隼人シリーズを、主演に綾野剛、共演に北川景子を迎えて映画化した『ドクター・デスの遺産−BLACK FILE−』。本作でメガホンをとった『神様のカルテ』などで知られる深川栄洋監督について、綾野さんと北川さんが語った。



深川監督はぴあフィルムフェスティバルで頭角を現し、『狼少女』(2005)で長編映画デビューを飾ると、『神様のカルテ』『そらのレストラン』『白夜行』など人間ドラマからサスペンスまで幅広い作品で手腕を発揮してきた。

そんな深川監督が本作で描き出すのは、綾野さん演じる警視庁捜査一課の敏腕刑事・犬養と北川景子演じる高千穂が謎に包まれた連続猟奇殺人犯“ドクター・デス”を追い、真相に迫る物語だ。


深川組について綾野さんは「色んな種類の監督が当然いて十人十色ですが、その中でも瞬間、瞬間のライブを非常に楽しんでいる監督だと思います。監督としてその役が魅力的に、その魅力的と言われる概念が具体になるようにとにかく言葉を紡いでくれます」と、深川監督流の“言葉を紡いでいく”演出について語る。


また、北川さんも「この作品を通して思ったのは、深川さんと出会えたことがこの作品をやった意味として大きかったです。監督と出会えて良かったなと心から思います」と深川監督との初タッグに感謝を語り、続けて「監督は毎シーンの段取り後に、お芝居の修正・演出の細かい部分を俳優ひとりひとり個別にお話ししてくださるんです。監督と出会ってお芝居というものが楽しくなりましたし、監督を信じてやっていけばこの高千穂というキャラクターが良いキャラクターになると思えました」と深川監督による細やかな演出が印象的だったとコメント。


俳優ひとりひとりに対して徹底的に個で向き合うことで、洗練されたキャラクターを作り出す深川監督のもと、日本を代表する俳優・綾野さん、北川さんの好演によって新たな名コンビが生み出されている。

『ドクター・デスの遺産−BLACK FILE−』は11月13日(金)より全国にて公開。

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