中学時代、いじめを親と先生に話した結果… くまだまさしの告白に感動
11月8日(金)14時31分 しらべぇ

学校でいじめに苦しんでいても、それをなかなか親や先生に相談できずにいる…そんな経験がある人や、今も人知れず苦しんでいる人は、決して少なくない。
お笑いタレントのくまだまさし(46)が、中学時代にいじめに遭っていたことをツイッターで告白した。
■先輩から暴力、金を取られた日々
くまだは、7日に自身のツイッターを更新し「中学の時に先輩から暴力や金を取られるなど毎日凄まじいイジメにあってました」と告白。
そんな地獄のような日々から彼を救ったのは、両親と学校の先生たちだったという。くまだがいじめの事実を両親と先生に打ち明けると、両親と学校側はすぐに動いてくれたそうだ。
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■「1番は親の愛だった」
その後、加害者だった先輩たちは全員謝りに来たそうで、くまだも翌日から学校に行くことができたそう。
はじめのうちはまだ学校に行きづらかったが、その後の様子について「毎日先輩は僕に『ごめんな』と誤ってました。数日で普通に戻れました(原文ママ)」と記している。
また、くまだはファンからのコメントに返信するかたちで「(両親や学校の先生たちは)み〜んな優しくて温かくしてくれました。でもやはり1番は親の愛だったとおもいます」ともコメントしている。
中学の時に先輩から暴力や金を取られるなど毎日凄まじいイジメにあってました。
親や先生に言った事で全ての人が動きました。
先輩が全員謝りに来て次の日から学校に行きました。
初めは学校も行きづらかったですが、毎日先輩は僕に『ごめんな』と誤ってました。
数日で普通に戻れました(^_-)— くまだまさし (@kumadamasashi) November 7, 2019
■「つらかったですね」「すごいです」
くまだの告白に、ファンからは「つらかったですね。でも勇気を出して言ったことで親や先生が動いてくれたって凄いことですよ!」など、くまだの勇気と周囲の大人たちの行動を称賛する声が多数寄せられた。
くまだは、いじめ加害者について「僕のときは虐めてる人達も自覚があり、本当は悪い事だとは分かってたと思います。だからこっ酷く怒られてからは本当に虐めてをやめてくれたんだと思います」と分析。
「あたくしの勇気よりも聞いてくれる大人が周りにいたので良かったです」ともコメントしている。
■いじめ被害者の約6割「親に相談できず」
親や先生に打ち明けたことで、救われたくまだ。しかし、しらべぇ編集部が全国10代〜60代のいじめを受けたことがある男女720名を対象に実施した調査では、全体で約6割もの人が「いじめを親に相談できなかった経験がある」と回答している。
いじめに遭っていることを誰かに打ち明けることは、簡単ではない。いじめに苦しむ子供たちが、くまだのように周囲の大人たちの助けによって救われる…そんな温かい社会であってほしい。
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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2019年3月22日〜2019年3月27日
対象:全国10代〜60代のイジメを受けたことがある男女720名 (有効回答数)