ウィリアム皇太子、ヒゲを生やし始めた当時は娘シャーロット王女に「大泣きされてしまった」
2024年11月9日(土)17時55分 Techinsight
今年8月からヒゲを生やし始めたウィリアム皇太子。娘シャーロット王女は父の姿に困惑したもよう(『The Prince and Princess of Wales Instagram「Seeing first-hand the power of sport in building confidence and providing a level playing field for all.」』より)
ウィリアム皇太子(42)は南アフリカ共和国を訪問中、ヒゲを生やし始めた理由について当時の裏話を明かした。皇太子は今年8月にヒゲを生やした姿を初披露したが、最初は娘シャーロット王女(9)に大泣きされてしまったという。皇太子は記者からヒゲを生やした顔が「リラックスして見える」と言われると、「それは興味深い」と応じた。
ウィリアム皇太子は8月11日(以下、日付はすべて現地時間)、ケンジントン宮殿の公式SNSで公開された動画に、口元と顎全体にヒゲを生やした姿で登場し、王室ファンを驚かせた。
当時、王室メンバーは夏季休暇中であったことから、リラックスしている姿を見せていると考えられていた。
その動画公開の数日後、皇太子がヒゲを剃って外出する姿が確認されたが、休暇後に公務に復帰した動画が公開されるとヒゲを生やしていた。その後も口の周囲や顎全体にヒゲをたくわえて、公務を行ってきた。
ウィリアム皇太子はそれまでヒゲを生やしたことがなかったため、SNSでは「似合わない」と困惑の声が上がったが、一部の女性ファンからは「セクシー」「以前よりハンサム」といった好意的なコメントも見られた。
しかし、皇太子の娘シャーロット王女は、父親がヒゲを生やし始めた時に強い拒否反応を示したことが分かった。
皇太子は、南アフリカ共和国の訪問最終日となった7日に行われたインタビューで、ヒゲを生やした当時の裏話をこう語った。
「最初、シャーロットはヒゲを気に入らなかった。娘に大泣きされてしまい、ヒゲを剃らざるを得なかったんです。」
だが、皇太子は諦めず、もう一度ヒゲを生やす決意をし、シャーロット王女を安心させるよう努めた。
「それから、再びヒゲを伸ばし始めました。少し考えて、娘には大丈夫だからと説得したんです。」
その後、記者の一人からヒゲを生やした顔が「リラックスした印象を与えている」と指摘されると、皇太子はこのように言葉を返した。
「そう言われるのは興味深いことですね。なぜなら今年はまったくリラックスできなかったためです。だから、みなさんがそういう風に見てくれていることは、非常に興味深いことです。」
ウィリアム皇太子の妻キャサリン皇太子妃(42)は1月に腹部外科手術を受けて入院し、皇太子はジョージ王子(11)、シャーロット王女、ルイ王子(6)をサポートするため、しばらくの間公務を控えた。
さらに、2月にチャールズ国王(75)ががんと診断されたことを発表し、3月にはキャサリン皇太子妃ががんの化学療法を受けていると公表した。父親と妻が相次いでがんと診断され、ウィリアム皇太子にとってリラックスする余裕はほとんどなかっただろう。
インタビューで、皇太子はヒゲを生やした理由について「これは単に仕事に集中し、それを続ける必要があるということを意味しています」と説明し、妻や子どもたちとの時間も大切にしていると述べた。
「私は自分の仕事を楽しみ、自分のペースを維持しながら、家族のための時間も確保しているのです。」
画像は『The Prince and Princess of Wales Instagram「Seeing first-hand the power of sport in building confidence and providing a level playing field for all.」「Happy 9th Birthday, Princess Charlotte!」「A pleasure to meet with President @cyrilramaphosa today.」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)