綾瀬はるか×大沢一菜、映画『ルート29』冒頭から独特の世界観に引き込む本編映像公開

2024年11月10日(日)13時4分 オリコン

映画『ルート29』(公開中)(C)2024「ルート29」製作委員会

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 俳優の綾瀬はるかが主演する映画『ルート29』(公開中)より、本編冒頭の映像が解禁となった。本作は、デビュー作『こちらあみ子』で「第27回新藤兼人賞」金賞をはじめ数多くの賞を受賞した森井勇佑監督の最新作。

 他者とコミュニケーションを取ることをあまりしない主人公トンボ(綾瀬)が、風変わりな女の子ハル(大沢一菜)を連れて旅に出た先でのさまざまな出会い、そこで次第に深まるハルとの絆によって、からっぽだった心に喜びや悲しみの感情が満ちていく時間をつづったロードムービー。

 解禁となった映像は、先生が修学旅行中の生徒に注意をするシーンの長回しからはじまり、そこから街中を抜け出し、不思議な3人の女性の前を駆け抜けていく生徒たち。生徒たちが見つけ出した路地裏には、綾瀬演じるのり子がひっそりと佇む。そして、そこを大沢演じるハルがローラースケートで通り過ぎ、追っかけるのり子。見失ってしまったのり子はノートに「3回目 今回も見失う」とメモを残す。

 冒頭から、『こちらあみ子』を思い起こさせる不思議でおとぎ話のような世界観で映像が進んでいき、『こちらあみ子』の独特な世界観が刺さったファンにはたまらない映像となっている。

 また、本作の小説版が11月26日に発売されることが決定。森井監督が詩人・中尾太一の『ルート29、解放』からインスピレーション受け、脚本にした本作を、『ノベライズ 花束みたいな恋をした』の黒住光氏が小説に仕立てた。装幀は名久井直子が手がけ、装画を、書籍の装画・挿絵や広告などさまざまなイラストレーションを漫画家・西村ツチカ氏が担当している。

 原作漫画『北極百貨店のコンシェルジュさん』が映画化された西村氏は、細やかな線と場面の描写が秀逸で、かわいいキャラクター・ツチクマも人気。書籍の発売に先駆け今回解禁された装画のイラストは、のり子とハルがたどる道のりが細やかに描かれており、細部にわたるキャラクターや美術の再現もひとつひとつ見逃せないものとなっている。

オリコン

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