“ゼウス”に光が差した 不振・鈴木たろう、終盤4連続アガリで待望の2勝目/麻雀・Mリーグ

11月11日(月)11時22分 AbemaTIMES

 大和証券Mリーグ2019、11月10日1回戦で、赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(協会)が今期2勝目を獲得した。前日まで個人成績で28位と低迷していた実力者に、久々に勝利の光が差し込んだ。

この試合の対局者は渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)、セガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦)、岡田、鈴木の並びでスタート。東3局に1万2000点(+300点、供託1000点)をアガってトップ目に立つが、南1局に連荘を果たした多井に一旦はマクられてしまう。リーグ所属29選手の中でも指折りの実力者として知られる鈴木だが、ここまで今期は不調でトップはわずか1回、このゲームも暗雲が立ち込めた。しかしこの日の“ゼウス”はここから巻き返す力が眠っていた。オーラス、親を迎えてから多井、そして近藤からロンアガリを決めると、2本場ではまたしても近藤からタンヤオ・平和・赤・ドラの1万2000点(+600点、供託1000点)をアガってトップ目に立った。

 オーラスは素点回復を狙った4着目岡田のリーチに対して、自分もタンヤオでテンパイ。しかし2着目多井との点差がわずか2400点で、リーチの供託1000点を出してしまうと、岡田のリーチが満貫以上のツモアガリとなると親被りの失点でトップ転落。その場合、リーチ棒の代償は順位点とトップオカ合計4万点の損失に相当してしまう。小考後、下した“ゼウスの選択”はリーチせず。結果は岡田がツモアガリとなり、鈴木トップで終了し、今期ここまで苦戦の連続、まさかの個人28位に沈んでいた鈴木が、ついに2勝目を獲得した。

 インタビューでは、「前回トップの時にこれから調子が上がると思ったが、そんなことはなかった。奏ちゃん(丸山奏子・最高位戦)がトップを獲ったことで、刺激をもらっていました」と、なかなか勝ち運にも恵まれず苦しみながら、チームメイトの躍動に助けられていたここまでの経緯を語った。

 麻雀に選択、そして裏目は付き物。先日はラス目から七対子のみの手を見逃し、その結果としてTEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)の四暗刻ツモを生んでしまった。独特の感性による選択と結果がリンクせず、むしろ悪い方向に出ることが多い今期の鈴木。しかしこの日は多井に一度は大きく離された終盤でも、ラス親の利点もあって一気に逆転に成功した。

 チーム戦だからこそ与えられる支援、そして自身の“選択力”がハマり続けることで、今後もまさに“ゼウス”の通り鈴木は、リーグにおいて無類の強さを発揮する。

【1回戦結果】

1着 赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(協会)4万5100点/+65.1
2着 渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)4万3700点/+23.7
3着 セガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦)1万500点/▲29.5
4着 KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)700点/▲59.3

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
AbemaTV/麻雀チャンネルより)

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