大泉洋、不可解な演出に苦笑「こんな小ボケ、テレビにのらない」とダメ出し

2018年11月12日(月)20時13分 シネマカフェ

大泉洋『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』完成披露試写会

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俳優の大泉洋が11月12日(月)、都内で行われた主演作『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』の完成披露試写会に登壇。ウケを狙った不可解な舞台挨拶の演出に「こんな小ボケ、テレビにのらない(放送されない)よ」と苦笑していた。

■ツッコミのタイミング奪われ、あきれ顔の大泉さん
大歓声を浴びて、ステージにあがる際、スタッフからマイクの代わりにバナナを手渡された大泉さん。本来なら「舞台挨拶のマイクがバナナかよ」とツッコミを入れたいところだが、その隙もないまま、スタッフがバナナを回収し、本物のマイクを手渡したため、大泉さんは「このタイミングで取り換えるなら、本当に要らないボケ。バナナを持ったまま、しゃべり出すくらいのことは考えていた」とあきれ顔だった。


実話を基に、筋ジストロフィーを患いながら、病院を飛び出し、自分で大勢のボランティアを集め、風変わりな自立生活を始める鹿野靖明(大泉さん)の生き様を描いた。舞台挨拶の演出について、ひとしきりダメ出しを続けた大泉さんだったが、本作については「鹿野靖明さんの愛おしいワガママが、皆さんにどう受け止めていただけるか。観終わった後に、このタイトルがどう心に響くか楽しみにしております」と真摯に語っていた。

■故郷の北海道ロケは太る? 大泉さん「おいしいものが多いので、ついつい」
舞台挨拶には主人公を支えるボランティアを演じた高畑充希三浦春馬、共演する渡辺真起子、竜雷太、綾戸智恵、佐藤浩市、原田美枝子、メガホンをとった前田哲監督が登壇した。


映画は大泉さんの故郷である北海道で、約1か月にわたり撮影。役柄上、太れない大泉さんだったが、「やっぱり、おいしいものが多いので、ついつい食べてしまった」。体型維持のため、ランニングを欠かさなかったというが、「高畑充希ちゃんが『私も走りたい』って言ってくれて。でも高畑さんは10m走っては、すぐ止まるので、そのペースに合わせるのが大変だった」とここでも苦言。ちなみに三浦さんも一緒に走ったといい、気分を盛り上げるため、スマホから「爆風スランプ」の名曲「Runner」を流していたのだとか。その三浦さんは「力をもった素敵なキャストの皆さんとご一緒できる幸福感でいっぱいでした」と本作の撮影をふり返っていた。


『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』は12月28日(金)より全国にて公開。

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