『風のふく島』新たな主演に青木柚、北乃きい、桜井ユキら 福島の12市町村移住者たちの実話を基に紡ぐオムニバスドラマ

2024年11月13日(水)12時0分 クランクイン!

2025年1月10日から放送されるオムニバスドラマ『風のふく島』(テレビ東京系/毎週金曜24時42分)の主演キャストとして、青木柚、北乃きい、桜井ユキら6人の出演が追加解禁された。

 本作は、昨年9月に放送された本郷奏多と大沢一菜のダブル主演によるドラマ『姪のメイ』と同じく福島12市町村を舞台とし、実在する12名の移住者たちにフォーカスした1話完結のヒューマンドラマ。

 前作では都内在住の32歳・独身男が、両親を亡くしためいをお試しで引き取り、福島県楢葉町に仮移住するというフィクションの物語を紡いだが、今回はリアルな移住者たちの声を聞き、12名の方々の人となりや人生から着想を得た物語。葛藤や挫折をしながらもそれぞれの課題に挑戦して移住に至る姿や、福島12市町村の人々との交流を通じて成長していく様子をユーモアと希望を込めたストーリーに仕立て、オムニバス形式で紡ぐ。

 各話で主演を務める全12名の主演キャストのうち、大友康平黒木華佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)、渋川清彦、駿河太郎、本田響矢の6名が既に発表されている。

 今回発表された残りの主演キャストは6人。

 富岡町で「ツツジの町 再生計画」を進める中、「花酵母」と出会い、酵母を使ったお酒造りを目指すことになる関根昇也役に青木柚。仕事に悩みを抱える中でキャンドル作りに魅了され、飯舘村に移住する朝比奈三咲役に北乃きい。ボランティアサークルでの活動をきっかけに、大熊町の若者支援プロジェクトに携わることになる井澤優花役に小西桜子。

 スマートモビリティ事業を通じて、浪江町の人々の暮らしを支える小坂大役に豊本明長(東京03)。また、“スマモビくん”の声を釘宮理恵が務める。ドイツでのワーキングホリデーの経験を糧に、地元の楢葉町でお菓子屋さんを経営する野村あや役に桜井ユキ。広告代理店での勤務を経て、田村市を子どもが自然に触れ楽しめる場所にするために起業した下山田修平役を三浦貴大が務める。

 ドラマ25『風のふく島』は、テレビ東京系にて2025年1月10日より毎週金曜24時42分、BSテレ東にて2025年1月13日より毎週月曜24時放送。福島テレビにて2025年3月放送予定。

 新たな出演者のコメントは以下の通り。

<コメント全文>

■青木柚/関根昇也役

 ひとつの町を描いた作品に出演すること、そして福島に訪れることも初めてなので、富岡町の空気をたっぷり吸いながら撮影出来たらなと思います。僕が演じるのは、ツツジ農家で生まれ育ち、〇〇のような人になりたいと考える青年、昇也。最初はハテナが浮かんできましたが、その理由を聞いて、彼に愛着を持たずにはいられませんでした! 何かにひたむきに取り組む姿、家族とのもどかしくも愛おしい距離感。町の中で広がる物語を楽しみにしていただけたら嬉しいです。

■北乃きい/朝比奈三咲役

 このドラマは今の福島を舞台に、挑戦することの大切さや、好きなこと、好きなものに打ち込んでやり続ける大切さを、私の演じる三咲の生き方を通して教えてくれていると思います。考えることは誰にでもできるけれど、実際に動いてみるのはとても勇気のいることです。

 「失敗を恐れずまずはやってみる」

 今そこに生きる人たちの目線でそんなメッセージを皆様に伝えられる作品になればいいなと思います。

■小西桜子/井澤優花役

 震災後の復興が進む福島の今を真っ直ぐに見つめて、吹く風を感じながら、等身大で演じたいと思います。避難地域としての過去、徐々に解除された今、そして未来へと再スタートを切ったばかりの可能性に満ち溢れた大熊町と、私演じる優花がどのように関わっていくのか。大熊町の豊かな魅力と優花の思いが芽吹いていく姿を、是非見守っていただけるとうれしいです。

■豊本明長(東京03)/小坂大役

 住田(崇)監督とはよくお笑いの現場でご一緒させてもらっていて、このお話を頂いた時は勝手にコメディーと思っていました。いざ台本を読ませていただいたら、被災に遭われた地域の方々の前向きな姿や、人の温かさ、人との繋がりの大切さが伝わる素敵な内容でした。明るく温もりのある作品になるよう頑張りたいと思います。

■桜井ユキ/野村あや役

 東北地方のみならず、いま日本全体が向き合うべきである震災や、後の復興。でも決してネガティブな事だけではなく、その中で力強く、温かなエネルギーを持って生きている方々がたくさんいらっしゃいます。その方達のエネルギーをしっかりと感じつつ、二宮監督と一緒に楽しんでいただける物語を紡いでいけたらと思っています。

■三浦貴大/下山田修平役

 こうした穏やかな作品に出演できることを、とてもありがたく感じています。これまで移住に憧れを抱いたこともありますが、さまざまな葛藤があることも感じています。作品で描かれるのは人生のほんの一部分ではありますが、下山田が感じている思いを、丁寧に演じていければと思っています。また、私自身、それを追体験できることを非常に楽しみにしています

■釘宮理恵/声:スマモビくん

 浪江町を実際に走っている巡回乗り合いバス、「なみえスマートモビリティ」が、もしもおしゃべりできたら…!? というわけで、今回スマモビくんの音声を担当させていただく事になりました。浪江町の人々に明るく元気いっぱいに絡んでいくスマモビくんを精一杯演じたいと思います。よろしくお願いいたします!

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