フジ杉原千尋アナ、個性認められて自信に「ありのままでもいいんだ」

11月13日(水)6時0分 マイナビニュース

「もっと友達が欲しかった」「もっと恋をしてみたかった」と青春時代にやり残した思いを抱える芸能人が、期間限定の転校生として、実際の高校生活を体験するフジテレビ系バラエティ番組『BACK TO SCHOOL!』(毎週水曜22:00〜)が、10月にスタートした。

生徒たちに溶け込んだ芸能人は皆、別れの時になると涙を流す感動の場面が繰り広げられるが、それを見て初回収録から号泣していたのが、MCに抜てきされた2年目の杉原千尋アナウンサー。その理由を聞くと、バラエティで個性を発揮する彼女からはイメージできない過去を明かしてくれた——。

○■苦しかった時期を思い出して大号泣

——入社2年目でプライム帯のMCという大抜てきですが、聞いたときはいかがでしたか?

驚きましたね! 深夜などで単発でやっていたのですが、トントン拍子にレギュラー化が決まって、私もそのままやらせていただけるということに本当にびっくりしましたし、バラエティをやりたいと言って入社したので、うれしかったですね。

——レギュラー初回の収録では号泣される場面もありましたね。

本当にすみません、あのときはアナウンサーとして言うことを忘れていました…。私は中学時代、とっても楽しくて、友達もたくさんできましたし、青春をしてたんですけど、当時は結構他人の意見に合わせる感じの性格だったんです。でも、VTRに登場した分校の生徒さんたちは、ちゃんと自分があったんですよ。「のんびり過ごしたいと思ったのでこの高校を選びました」とか「前の高校でうまくいかなかったから転校してきました」とか、そういう決断をあの年齢でできている。かたや私は、あの子たちの年齢のときにそれができなかったなって思うと、その苦しかった時期を思い出して、その純粋さにやられてしまい、大号泣してしまったんです。

——この番組ではMCという立場ですが、杉原さんが“BACK TO SCHOOL!”して学生時代に取り戻したいことは、もっと“自分”を出したいということなんですね。

そうですね、中学時代にもっと“杉原千尋”を出したいということで転校したいですね。中学のときはどうしても自信がなくて、人に合わせてきたので、もっと自分の意見を持って授業を受けたり、友達と遊んだり、部活をしたいです。
○■言いたいことを全部ぶつけた採用試験

——今はタレントさんにもイジられて、個性派のアナウンサーとしてご活躍されているイメージがあるので、その頃の杉原さんは想像できないのですが、なにか転機になる出来事があったのですか?

高校に入学して出会った友達や先生たちが大きかったと思います。みんなが個性を認めてくれたんです。私がちょっと人と違うことを言っても、「変なやつ」と思わずに、「杉原のそれ、いいね」ってプラスに捉えてくれる人が多かったし、「そのままでいていいんだよ」って教えてくれる人も多くて、どんどんどんどん自信がついたんです。だから、高校3年間は声楽をやっていても楽譜を無視して自分が歌いたいように歌ったり、行事などで周りが「それは良くないんじゃない?」って言っても「私はこうしたいんだ」と言ってぶつかることも経験して。でも、それで自分が孤独だと思うこともなく過ごせていたというのがきっかけで、“ありのままの杉原千尋でもいいんだ”って思えるようになりました。

——そういう思考には意識的になったのですか? 自然になったのですか?

自然となってきたんだと思います。認められることが多くなって自信がついて、いろんな人から意見をもらって受け止めるんですけど、自分が思っている軸と違うのであれば、自分の考えを優先できるようになりましたね。

——その気持ちで、アナウンサー試験も受けられたんですね。

採用試験のときは、人と同じことを全くしなかったんです。就活用のリクルートスーツも着ていかなくて。服がすごく好きなので、自分が好きな服で一番安心できるスタイルで行こうと毎回決めて面接を受けていましたし、アナウンサーとして気をつけてしゃべらなければいけないだろうということもあまり躊躇(ちゅうちょ)せずに面接官の方に話していましたね。

——それをフジテレビが受け入れてくれたと。

「あのときにああしておけば良かった」って後からいろいろ思うのが嫌なので、面接でもそうならないように、自分の言いたいことを全部言って思い切りぶつかってつかんだアナウンサーという仕事なんです。だから、何も後悔せずに入社させてもらえたのは、ありがたいですね。

○■毎回心が浄化される番組

——あらためて、『BACK TO SCHOOL!』はどんな番組ですか?

出演者のはずなのに、気づいたら視聴者になってしまいますね。収録現場が“家”のようなんですよ。川島(明)さんの言葉を借りますけど、「良質な邦画を見にきている」という言葉がドンピシャだなと思うくらい。だから、このVTRを見せてくださってありがとうございますという気持ちで、収録では毎回心が浄化されています。

——見ている側も、本当に心が洗われます。

バラエティなんですけど、ドキュメンタリーの要素が強い番組ですよね。スタジオでは川島さんと風間(俊介)さんにイジってもらって、その部分はバラエティなんですけど、VTRと一緒になって“ドキュメントバラエティ”になってるという感じですね。

●杉原千尋1995生まれ、富山県出身。国立音楽大学卒業後、18年にフジテレビジョン入社。『BACK TO SCHOOL!』のほか、『石橋貴明のたいむとんねる』『ノンストップ!』『GO!GO!チャギントン』『Tune』『プロ野球ニュース』(CSフジテレビONE)などに出演。

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