ファンタビ2『黒い魔法使いの誕生』コロナ禍ですっかり恋しい「来日イベント」熱狂の思い出

11月13日(金)12時9分 THE RIVER

『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』ジャパンプレミア

コロナ禍でハリウッド大作映画の公開も軒並み消えた。寂しい“副作用”となるのが、ド派手な来日プロモーションの消失。憧れのキャストや監督たちが来日し、メディアの取材に答えたり、日本のテレビ番組に出演したり、ファンを招き入れたプレミアイベント、来日舞台挨拶などが開催されたりするのが恒例だ。

彼ら彼女らがマイクを握って「ハロー、ジャパン!」と笑顔を振りまくのも、今後暫くはまだ見られないだろう。そこで今回は、ここ数年の来日ツアーの中でも特に大きな盛り上がりで日本を楽しませてくれたファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生の2018年を振り返ってみよう。

2018年11月21日『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』ジャパンプレミア

『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』ジャパンプレミア©THE RIVER

『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』は“ハリー・ポッター魔法ワールド”『ファンタビ』シリーズ第2作で、2018年11月公開。

これにあわせて同月、6名の主要キャストが揃って来日した。本記事執筆は2020年11月なので、ちょうど2年前ということになる。

日本にやってきたのは、主演エディ・レッドメイン(ニュート役)、6年半ぶり8回目の来日ジュード・ロウ(ダンブルドア役)、キャサリン・ウォーターストン(ティナ役)、アリソン・スドル(クイニー役)、ダン・フォグラー(ジェイコブ役)、クローディア・キム(ナギニ役)。それぞれメディア取材を分刻みでこなしながら、まず2018年11月21日夜にはジャパンプレミアに登場した。

このジャパンプレミア、世界行脚のプレミアムツアーの最後を締めくくる「ワールドツアー ファイナルプレミア in JAPAN」として、東京・六本木で開催された。場所は六本木ヒルズアリーナ。

映画のプレミアイベントが開催できるエリアは都内にもいくつかあるが、六本木ヒルズアリーナは中でも広い方。たとえば新宿歌舞伎町のゴジラロードで開催されることも多いが、縦一本道のゴジラロードに対して、六本木ヒルズアリーナは楕円形のレイアウトなので、エリア内のどこにいても比較的ステージが見やすいという特徴もある。

『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』ジャパンプレミア©THE RIVER

この日は幸いにも晴天に恵まれ、キャストは登場後たっぷり時間をかけてレッドカーペットを練り歩き、集まったファンたちとの記念撮影やサインに丁寧に応じた。

ステージでは「ハリー・ポッター魔法ワールド公式アンバサダー」桐谷美玲、「ファンタスティック・ビースト公式アンバサダー」芦田愛菜が登場し、会場一体のカウントダウンで6名がせり上がりステージから登場。ズラリと並んだ様子は壮観だった。

『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』ジャパンプレミア©THE RIVER 『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』ジャパンプレミア©THE RIVER

進行も極めてスムーズで、話題は作品の内容に集中。ゴシップ的な話題や、いわゆる「日本どうですか」な質問も一切なかった。6名のキャストもしっかりトークしながら、作品やファンへの想いをじゅうぶん語った。ダンブルドア役のジュード・ロウは「今日、コスプレされた方が沢山いらっしゃいますね。でも、次回僕が来るときは大きなヒゲをお願いしますよ。今から生やせば間に合うから!」とファンとの約束も交わしている。

『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』ジャパンプレミア©THE RIVER

キャストらは手でハートマークを作ったり、お互いに笑いあったり、客席に積極的に手を振ったりと、仲睦まじくフレンドリーな様子をたっぷり見せてくれた。

2018年11月22日『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』スペシャルファンナイト

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 ファンナイト©THE RIVER

ジャパンプレミアの翌日11月22日には、東京・豊洲PITにて「スペシャルファンナイト」が開催。通常、プレミアイベントは主に報道目的、プロモーション目的だが、この「ファンナイト」はとにかく『ファンタビ』ファンのために特別なイベントを企画したいということで開催されたようだ。

豊洲PITは大型のライブハウスで、この日は1,300人のファンが詰めかけた。筆者はイベント開始前から取材のため張り込んでいたが、ステージとの距離が想像以上に近いことに、次々と入場するファンは口々に「近い!」「ヤバい!」「どうしよう!」と興奮を声にしているのが印象的だった。

司会と日本人ゲストはハリー杉山高橋愛。サプライズとしてキャストは観客席エリア中央を通って、左右のファンとコミュニケーションを取りながら登場。ファンの興奮が伝染ったのか、エディ・レッドメインはあいさつを求められると、椅子から立ち上がってステージ中央まで飛び出し、「言葉を失うとは、こういうことなんですね!」「ここまでの熱狂的な歓迎は、始めてです!」と叫んだ。

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 ファンナイト©THE RIVER

イベントの目玉となったひとつは、会場内から選ばれたファンが、目の前にいるキャストに直接質問ができるという贅沢なコーナー。3人目に選ばれた女性は感動と興奮のあまり涙し、「ニュートさんの好きな日本食を教えてほしいです」と質問。エディは「何から食べていいやら。日本を発つときには(お腹が膨らんだジェスチャーをしながら)こんなに太っているかも。スシ、テッパンヤキ、ラーメンヌードル…」と挙げた後、隣のジュード・ロウに手をかけて「昨日食べてたのって何でしたっけ?」と聞いた。ジュードが「しゃぶしゃぶ」「デーリシャス!」と答えると、質問主の女性は「全部食べたいです!」と泣き震えた。

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 ファンナイト©THE RIVER ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 ファンナイト©THE RIVER

続いてTwitterで寄せられた質問に答えるコーナーを経た後、キャストが抽選カードを選ぶプレゼント抽選大会へ。幸運な当選者はステージに呼ばれて、キャストからプレゼントを直接手渡しされる。ジュード・ロウが当選者をしっかりと抱擁すると、会場は興奮の悲鳴で揺れた。そのままキャストと当選者全員が肩を組んで記念撮影をした後、客席をバックにセルフィー撮影。まさに熱狂に満ちたイベントとなった。

2018年11月23日『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』初日舞台挨拶

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 初日舞台挨拶©THE RIVER

「ジャパンプレミア」「ファンナイト」から連続3日目の朝から、東京・丸の内ピカデリーで舞台挨拶に登場。前夜の「ファンナイト」が豊洲で終了したのが19時半ごろ。この日の舞台挨拶は朝9時からのスタートだったから、移動時間、メイクや準備、そして時差ボケのことも考えると、キャストたちはほぼ息つく間もなく登場してくれたというわけだ。ちなみにこの日の日本は「勤労感謝の日」の祝日で、エディ・レッドメインは「お仕事をお休みする日なのに、そんな日を僕たちのために使ってくれてありがとうございます」と挨拶。こちらが礼を言いたい方である。

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 初日舞台挨拶©THE RIVER

キャスト一同は映画の見所を語った後、ジュード・ロウは客席を見渡して「今日、空いている席ないですか?もう一回観たくなっちゃんだけど」とご機嫌だった。

この日の舞台挨拶では、映画の封切りイベントで恒例の「法被」と「鏡割り」が登場。キャストは青い法被に袖を通し、小槌で景気よく酒樽を叩いた。エディ・レッドメインは、法被の下に着たコートの襟をさりげなく立てていた。

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 初日舞台挨拶©THE RIVER

舞台挨拶を終え、ステージを降りて退場する一同。その短い通路の途中、レッドメインはさりげなく客席のサインに応じた。キャサリン・ウォーターストンは、客席から手を伸ばした少女に気付いた。わざわざ歩み寄ってくれたキャサリンは、座席から半身乗り出してサインを与えた。感激して涙を流す少女に、優しく微笑みかけていたキャサリンの横顔が印象的だった。

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 初日舞台挨拶©THE RIVER ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 初日舞台挨拶©THE RIVER ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 初日舞台挨拶©THE RIVER ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 初日舞台挨拶©THE RIVER

THE RIVER

「ハリウッド」をもっと詳しく

「ハリウッド」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ