「オシャレ番長」DeNA石川雄洋 1000本安打で仲間に配った“あるもの”とは?

11月14日(木)11時0分 文春オンライン


発売とともに、業界内外を騒がしている異色の コラボ増刊「ビームス×週刊文春」 。ビームスと各界著名人の秘話を追った特集「大型ワイド ビームス人秘録」からDeNA石川雄洋選手のエピソードをご紹介!



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 今年プロ入り15年目で、1000本安打を達成した、横浜DeNAベイスターズの石川雄洋選手(33)。「恐れず飛び込めベースへ」という応援歌通りの泥臭いプレーが印象的だが、ベイスターズのおしゃれ番長としても知られ、若手時代は寮の空き部屋を衣装部屋に使っていた伝説も持つ。そんな彼が今回、チームメイトに配る記念品の製作をビームスに依頼したと聞き、小誌取材班は本社を直撃した。



“おしゃれ番長”の異名を持つ石川雄洋選手


「ゴルフのホールインワン賞じゃないですけど、野球選手も記録を達成した時は記念のTシャツを作る習慣があるんですよ」


 スタイリッシュな社屋にびびりまくる小誌記者に、クリエイティブディレクターの窪浩志氏は温和な笑みで答える。言うまでもないが窪氏もめっちゃおしゃれ。


「『窪さん、Tシャツ作りたいんですけど』って(石川選手から)連絡があって」


 そう言ってLINEの画面を我々に見せる窪氏。そこには氏の「1000本安打おめでとう!」というメッセージに対して、すぐに石川選手が記念品製作の依頼をしている記録が!


「だけど僕『Tシャツやめれば?』って言ったんです。そしたら『え……ダサいっすか?』って。『いや、もらっても着ないじゃん。パジャマになるよ』って言ったら『確かに』って、すぐに納得して」(同前)


 ここから、おしゃれ番長一世一代の“理想の記念品”選びが始まる。



石川選手が選んだ記念品は?


「今までユニフォーム サーカス(企業向けのユニフォーム製作や、スポーツウェアのチームオーダーも行うビームスのブランド)で作ったものをいくつか見せて、『これ、イケてますね』って彼が選んだのが“サコッシュ”だったんです」(同前)


 サコッシュは窪氏自身もイチオシで「1000本安打の時、こういうのが流行ったっていうのが、思い出になるじゃないですか」。



 窪氏と石川選手の関係。始まりを紐解けば「全ては大西(宏明)選手から」と窪氏。大西選手は近鉄、オリックス、ベイスターズ、ソフトバンクと渡り歩き、現在は焼肉店を経営しながら関西独立リーグ『堺シュライクス』の監督も務める異色の外野手。


「僕は生まれも育ちも横浜・野毛で、根っからのベイスターズファンなんです。地元の知り合いがたまたま紹介してくれた大西選手が、僕を色々な選手と引き合わせてくれて、その中に石川選手がいました」(同前)


 2人はすぐに意気投合し、今回の記念品製作のすべてを任せるまでの信頼関係を築く。窪氏に今一度石川選手の印象を聞いてみると、「見た目でチャラいと思われがちですけど、本当は照れ屋で、真面目で、隠れてめっちゃ努力するタイプ。常に周りの人に気を配り、会社に来た時もすごく礼儀正しくてみんなに挨拶して回っていました」(同前)。



 今回、石川選手からのリクエストも「かっこいいの作ってください」の一言のみという潔さ。


「石川選手と出会った頃は、いつでも行けたハマスタが、今は本当に人気になって、チケットも取りづらくなって……感慨深いですよね。ハマスタで選手やスタッフが、あのサコッシュを使っていると思うだけで嬉しくなりますよ」(同前)


 “走攻守”揃った石川選手が記念品にサコッシュ(走攻守)を選んだのは必然かもしれない。





(西澤 千央/文春ムック 週刊文春が迫る、BEAMSの世界。)

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