音楽劇『赤毛のアン』にAKB48・岩立沙穂&佐藤栞が出演「男の人と踊るなんてドキドキします」

11月15日(水)18時50分 オリコン

AKB48の岩立沙穂(右)と佐藤栞(左)が、2017カナダ建国150周年記念 音楽劇『赤毛のアン』にて、ダブルキャストで主人公アンの親友・ダイアナ役を演じる(C)Deview

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 AKB48の岩立沙穂(Team4)と佐藤栞(Team8)が、2017カナダ建国150周年記念 音楽劇『赤毛のアン』(11月17日〜19日 東京国際フォーラムホールC)にて、ダブルキャストで主人公アンの親友・ダイアナ役を演じる。昨年に引き続いての出演となる岩立、初の舞台出演となる佐藤に稽古場でインタビュー。舞台に懸ける想い、2人の関係性について話を聞いた。

 音楽劇『赤毛のアン』は、初演から26年目を迎える名作ミュージカル。毎回プロの俳優と一般公募のオーディションに合格したキャストが共演することで知られ、汀夏子、三浦浩一らのベテランをはじめ多彩なキャストが集結。アンの「腹心の友」ダイアナ役にはAKB48から岩立沙穂、佐藤栞がキャスティングされた。

■AKB48・岩立沙穂(Team4)&佐藤栞(Team8)インタビュー

——岩立さんは昨年に引き続いての出演となりますが、感想は?

岩立「2年連続で出させていただけて嬉しいです。昨年は、自分のなかで本番が一番楽しかったんですが、そこまでに至る過程で、もっと出来たんじゃないかという反省点も多かったので、もう一回チャレンジさせていただけることがありがたいなと思いました」

——昨年は初舞台でしたね。

岩立「お稽古のときは何が正解かも分からないし、演出もその都度直されたりもして、不安で不安で仕方なかったんです。でも、本番となったら自分がやるしかないじゃないですか。そこで何か吹っ切れて、お稽古中と人が変わったねって言われるぐらい、自分がやりたかったように本番ではできました」

——一方、佐藤さんは今回は初舞台です。

佐藤「急遽、いただいたお話だったのですが、会場が国際フォーラムで、歴史の長い舞台ですし、有名な作品『赤毛のアン』というのもビックリしました。稽古の現場もすごく、周りは大ベテランの方や、世界で通用するような方もいらして、そこに舞台の右も左も分からない私が入って、ちゃんと出来るのかなという不安がありました」

——先輩の岩立さんにはいろいろ聞きましたか?

佐藤「メッチャ相談してます。頼りにしっぱなしです。全部沙穂さん中心で回ってるんで私。分からないことは全部沙穂さんに聞いてます」

岩立「今更ながら責任感が…(笑)。ヘンなことを教えてないか心配」

佐藤「去年の沙穂さんの舞台を観たんですけど、すごかったんですよ。それに近づけるように頑張っているので、沙穂さんが言ったことが全部正解です(笑)」

——アイドルの世界から舞台の世界に飛び込んで、カルチャーショックはありませんか?

佐藤「舞台の経験はこれが初めてなので、今後も舞台をやるとしたら、今回が基準になっていくんだろうなって思います。先入観は何もなく、全部受け止めて吸収している状態です」

岩立「三部合唱で歌うことは普段はないので、自分のパートを歌うことに必死すぎて、周りが本当に見えなかったのが去年でした。ダンスも自分の振りで精一杯で。今年はもう少し回りを意識できたらいいなって思っています」

——普段のグループでは一緒に組んで踊ることとかは無いですからね。

佐藤「私、ワルツを踊ったことが無くて。男の人の踊ることなんてやったことがないので、ドキドキしちゃいますよね(笑)。慣れないこと過ぎて」

岩立「足を踏まないように、とかね」

佐藤「迷惑をかけないようにとか、気をつけることばかりで。いままでやって来てないことがたくさん詰まっている舞台なので」

——歌い方もアイドルとミュージカルでは違いますか?。

岩立「声を響かせるというんでしょうか。私は去年、声が小さいことを汀(夏子)さんに指摘されていたんですが、今年はまだ言われていないんですよ! 去年より、お稽古の段階から声を出せているなって感じています」

佐藤「声の出し方はすごく難しいです。女性のソプラノパートは、高いところは本当に高いので、私、ミッキーマウスみたいになっています(笑)。地声はどこ? みたいな。沙穂さんは高いところも歌えているから尊敬します」

——お互いの演じるダイアナ像を見てどう思いますか?

佐藤「沙穂さんって、見た目が可愛らしいじゃないですか? でもセリフはパキパキッと芯の通った感じで、本当にダイアナみたいだと思います。ダイアナも、お嬢様だけどアンの頼りになったり、芯はしっかりしている女性なので、ダイアナって沙穂さんみたいな方だったのかなって思いました。私の中のダイアナは沙穂さんなんです」

岩立「栞ちゃんの通し稽古はまだ観ていないんですが、ダンスを習っているときでも、いつでもどんな場面でもニコニコしているから……」

佐藤「笑っていればなんとかなるかなーって(笑)」

岩立「だから、その場がすごく楽しそうだし、現場を明るくしてくれるというのが栞ちゃんのダイアナだなって思って」

——対照的な二人のダイアナも楽しみです。

佐藤「それぞれが出演するときに二回観に来てもらって、どう違うのかを比較してもらえたら、二回楽しめるんじゃないかなって思います! 周りのキャストさんが変わるとやりとりがまた違うと思うので、全部観に来てもらっても楽しめると思います」

——岩立さんは昨年も小さい子供たちから懐かれていました。

「今年も、子役のアンをやる「ゆーゆ」ちゃんが仲良く話しかけてくれたり、写真を撮ったり、今年も変わらずに接してくれて嬉しいです。“今年もアンです! よろしくお願いします!”って挨拶に来てくれて、1年経って大きくなったなあって思って。ゆーゆちゃんはすごく歌が上手なので、それを今年も聴けるのが嬉しいし、またこうして繋がっていくのがいいなって」

佐藤「この間、子役の子たちに手を振ったら、恥ずかしがって逃げちゃったんですけど、それで絶対に仲良くなってやろうって思いました。まだ、ちょっとびびられてますけど(笑)」

——今回の舞台で、ぜひ見てほしいところは?

岩立「ダイアナは、アンと比べて女性らしい役なので、普段の自分に近いところがあると、去年観に来てくださったファンの方からも言われたんです。結構“そのまんまだったよ”って言われることもあって。近い役なので、等身大で演じられた部分もあったと思うんですが、今年はもっとそれを『役』として見せられたらいいなと思います。細かい部分もも演じているところを見せたいです」

佐藤「舞台に出て何かを演じている姿を、ファンの方にお見せする初めての機会なので、期待に応えられる結果にしたいと思っています。ダイアナは、時代としてドレスを着ていますし、作法や仕草も女性らしいんですけど、私はそこまで女性らしくないし、ファンの方もそう思っているので、“どうしたの? 急にそんなに女性らしくして”みたいに思ってもらいたい。あと、ダイアナにはフレッドという恋人がいるので、ファンの方を“キーッ!”ってさせたいです(笑)。“悔しい!”“羨ましい!”って思ってもらえるぐらい、ダイアナという人物像を自分の中に入れて、自分なりのダイアナで演じられたらいいなって思います」

——舞台を経験することで、AKB48の活動にフィードバックする部分はありますか?

岩立「精神的に強くなりました。いつもは周りにいるメンバーに助けてもらえない、そういう環境のなかでもやっていけるということが、自分の中でも自信になったし。鍛えられました。代表の小池(雅代)さんはビシバシと厳しい方なので、お稽古に行くのが辛くなっちゃうぐらいだったんですが、そういうことも乗り越えたからこそ、なんでもいける気がしました。それで今年、プロレスもやっちゃいました(笑)。昨年の舞台の経験が自分の中にあったから、アイドル以外の活動にも一歩踏み出せたのかなって思います」

佐藤「周りに助けてくれるメンバーがいない環境で、自分から動かないと、大勢のキャストのなかで誰も気付いてくれないような状況を経験する。そういった経験をすることで、今後の活動で、何かに立候補するってなったときにも、自分から踏み出せる気がします。流されずに、自分の意見も言えるぐらい強くなったと思います」

——話しは変わりますが、AKB48では『ステージファイター選抜』に二人とも選ばれました。

岩立「私は4年連続で出ていて、続けて出ているのは長いほうになっているみたいです。あの公演はとても楽しくて。間に『ガチバトル』っていうコーナーがあるんです。ステージ上でメンバー同士で対決して1位を決めるというストファイらしいコーナーもあるので、そこも見どころです」

佐藤「私は初出演です。沙穂さんが入ってらっしゃると聞いて、舞台で一緒になった後にまた公演でご一緒できるということで、ちょっと安心しました! チーム8からも入っているんですが、先輩のなかに一回でも一緒にお仕事をした方がいると、より安心するじゃないですか? 落ち着いて挑めそうです」

——二人はこれまでは全く絡んでいなかったんですか?

岩立「ほとんどなかったんですが、こうして一緒になると共通点がちょこちょこあって」

佐藤「趣味とか、好きなものも一緒だったりするので。二人とも食べることが好きなんです(笑)」

岩立「インスタグラムを見ていたら、私が行ったお店にその前に行ってたり。好きなものが似てるんだろうなって」

佐藤「行きたいところが似ているので、新しい情報を共有したいですね」

岩立「“このタピオカ屋さん、行ったことありますか?”みたいなやつを」

佐藤「大体沙穂さんがすでに行かれているので。そういう意味でもグルメの先輩でもあります」

岩立「これからも、関係がまだまだ続きそうです」

 2017カナダ建国150周年記念 音楽劇『赤毛のアン』は11月17日〜19日、東京国際フォーラムホールCで上演。17・19日に岩立、18日に佐藤が出演する。

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