全ての麻雀を愛する人へ 多井隆晴、復調の3勝目「もっと麻雀を頑張りたい」/麻雀・Mリーグ

11月16日(土)10時6分 AbemaTIMES

 トップが決まる横移動を見ながら、何かを噛み締めるような顔つきを見せた。大和証券Mリーグ2019、11月15日2回戦で、渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)が今期3勝目を挙げた。1回戦が4着に終わり、瞬間的にチームは最下位となったが、2戦目に登場した多井はすぐさまトップを取りこれで7位浮上となった。

 試合はU-NEXT Pirates・朝倉康心(最高位戦)が先行するも、多井は鉄壁のディフェンスで痛手は負わずじっとチャンスを待つ。東3局に1万2000点のツモアガリを決め上位争いに食い込むと、南3局はピンズの上目の景色が良いことに狙いを定めた、一気通貫・赤、技ありの2000点でライバルのチャンスを潰す。オーラスはタンヤオ・赤の勝負手が入るも、「三色同順の可能性がなくなったので、(自分の手牌の価値が落ちたとすれば)勝負しなくてもいいかと思って」と、放銃しないように手を進め、横移動でゲームセットを迎えた。

 インタビューでは「ここ最近、自分がチームを鼓舞することができなかった、メンタルが参っていた」と告白した。それでも試合を振り返る際には、他家の手牌構成をサラリと語りそれがズバリ的中しているなど、卓越した“読み”のスキルを改めて披露した。

 チームの低迷、若手3人を率いてのリーダーシップの難しさなど、赤裸々に語る多井にコメントでは「たかはる痩せた?」「多井も大変だな、いろいろと」と人気NO.1選手を気遣う声も多かった。

 それでもインタビューの最後には「いつも冗談で、麻雀が嫌いとか苦手とか言っちゃうんですけど、もっと麻雀頑張りたいと思いました。これからも応援してください」とファンへ復調をアピール。この試合を解説していたKONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)は「さすがエースって感じですね、1回戦の4着を取り返した。」と窮地を救った活躍に、賛辞を送った。

 一挙手一投足に注目が集まるリーグ看板選手の多井は、常に結果も内容も問われる存在。万感の思いがこもったインタビューの中で、ここまでの苦労や、麻雀を打ちたくても打てない仲間を思い、感極まる場面もあった。麻雀を誰よりも愛するからこそ、麻雀牌にも好かれ、時には涙する。麻雀において“最強”を自ら名乗れるのは多井隆晴ただ一人、それを改めてファンに印象付けた試合となった。

【2回戦結果】

1着 渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)3万7500点/+57.5
2着 TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)3万1900点/+11.9
3着 U-NEXT Pirates・朝倉康心(最高位戦)2万2500点/▲17.5
4着 EX風林火山・滝沢和典(連盟)8100点/▲51.9

【11月15日終了時点での成績】

1位 KADOKAWAサクラナイツ +185.1(30/90)
2位 EX風林火山 +145.0(30/90)
3位 TEAM雷電 +27.6(30/90)
4位 セガサミーフェニックス +18.0(30/90)
5位 U-NEXT Pirates +13.0(30/90)
6位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲91.1(30/90)
7位 渋谷ABEMAS ▲127.7(30/90)
8位 赤坂ドリブンズ ▲169.9(30/90)


※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
AbemaTV/麻雀チャンネルより)

▶中継:多井隆晴、苦悩・悲しみ乗り越え復調のトップ

▶映像:沢崎誠が強すぎる!今期リーグ3度目の役満・四暗刻達成

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