中居正広司会『のどじまん THE ワールド!』裏側密着

11月18日(土)10時0分 オリコン

第17回『のどじまん THE ワールド!~2017 秋~』は25日午後7時より日本テレビ系で放送 今回も接戦が繰り広げられる (C)日本テレビ

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 タレントの中居正広が司会を務める日本テレビ系特番『のどじまん THE ワールド!』。海外からの出場者が“日本語”の曲でのど自慢に挑むという至ってシンプルな内容だが、2011年の初回から17回目を迎え、2012年(3回目)のゴールデン進出以降は平均視聴率12%越えと安定した数字を記録している。ORICON NEWSではこのほど収録に潜入、打ち合わせやリハーサルから番組史上初となる密着取材を試みた。

■“出場者ファースト”リハから盛り上げ和やかな雰囲気に

 事前打ち合わせの席では、統括プロデューサー・瓜生健氏をはじめとして上野尚偉プロデューサー、五歩一勇治ディレクターらスタッフ陣が番組コンセプトから審査方法までを審査員らに丁寧に説明していく。そこで感じたのは“出場者ファースト”という姿勢だ。

 これまで出場者数は211人で参加国数は49の国と地域、応募総数は、4万件以上にのぼる。地球の裏側からわざわざ日本にやってきて収録に参加する人もいる。歌っているとき以外は日本語をしゃべれない人もいるが、日本や日本の曲を愛する気持ちは変わらない。だからこそ、勝敗はともかく最高の思い出をつくって帰ってもらうべくスタッフが全力を尽くしている。

 収録はイベント会場を舞台に観客およそ700人を入れたライブ形式で実施され、普段はなかなか入ることができないリハーサルに潜入することもできた。本番数時間前に行われるリハは無観客のなか出場者が本番同様に歌声を披露するが、そこにいたスタッフが体を揺らして音楽に乗ったり、手拍子したり、歓声を上げたと緊張気味の出場者を和ませる。そして本番にベストな状態を出せるようにと音響チェックも念入りに。そこにはピリピリとした空気感は一切なく、とても和やかで温かな歓迎ムードが漂っていた。収録に参加する通訳も6人と、さまざまな言語が飛び交うのもこの番組ならでは。

 “出場者ファースト”を念頭に置きながらもスタッフ、審査員、ゲスト、観客、司会者すべてがそろってひとつの番組を作り上げるという一体感をひしひしと感じた。そんな環境のなか、出場者が全力を出し切ることができるからこそ、レベルの高い接戦が繰り広げられ番組全体の盛り上がりにもつながるのだ。

■MC中居正広の手腕 出場者、ゲスト、観客を巻き込んだ盛り上げ術

 観客が会場入りしていよいよ収録開始。注目すべきはやはり、西尾由佳理アナウンサーとあうんの呼吸で進行する中居のMCとしての手腕だ。大規模なセットに登場するや「夕方の生放送みたいでヘンな感じ」と笑いを誘い、一瞬でその場を温めた。観客が歌唱中にどこで手拍子するか迷っていることを察すれば、収録の合間に「こういう番組ですので、手拍子するかどうか決めましょう。バラードは静かに聴いて、ノリがいい曲は手拍子するということで」と“前説”のような気遣いもみせる。

 出場者に「すごい! うわ、すごいわ、口パクみたい!」と絶賛したり、インパクト大の出場者には前傾姿勢で爆笑したりと自然体なリアクションで盛り上げる。メイク直しでその場を立ち去ることとなると、マイクをオンにしたままトークを続行するなど全方向に向け、終始、サービス精神旺盛にふるまっていた。トーク、仕切り、盛り上げ力は言わずもがなだが、滝沢カレンや陣内智則らゲストや審査員への愛あるイジリ、出場者への質問や掛け合いが花開く瞬間も何度もみられた。

 5ブロックから高得点を獲得した1組ずつ、ワイルドカード2組から白熱の決勝戦が行われ、すべてが終了したのは開始から4時間後。出場者は勝敗に関係なく楽しそうに会場を後にしていたのが印象的だった。その国の文化を紹介するVTRや、出場者は個性豊かな民族衣装で登場したりと、外国を知るという面でも楽しめるし、日本の名曲の魅力を改めて発見することもできる。プロデューサーいわく「観た後にはカラオケに行きたくなる番組」だそうだが全くその通り。見る側にとっても多方面からの楽しみ方が用意されている。

 第17回『のどじまん THE ワールド!〜2017 秋〜』は25日午後7時より日本テレビ系で放送。今回の審査員は音楽プロデューサー・小室哲哉、演歌歌手・小林幸子、作詞家・湯川れい子氏、週刊エンタテインメントビジネス誌『コンフィデンス』(oricon ME発行)の椎葉克宏編集長が務める。

オリコン

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