「AppleTV+」 作品『Oprah's Book Club』をレビュー。話題のベストセラー小説の著者を招いてインタビュー!

11月20日(水)22時0分 海外ドラマboard

アメリカで最も有名で偉大な黒人女性として知られるオプラ・ウィンフリーがホストを務める番組『Oprah's Book Club』。アメリカでベストセラーになり話題の小説の著者を招き、オプラ・ウィンフリーが根掘り葉掘りとあらゆる質問を投げかけ、作品の骨の髄まで掘り下げてしまおうというような番組を、骨の髄まで徹底解明!

『Oprah's Book Club』とは?

NEW YORK - SEPTEMBER 23: CBS This Morning Co-Anchors Gayle King, Anthony Mason, and Tony Dokoupil Interview Oprah and Ta-Nehisi Coates on his new book "The Water Dancer," newly recommended by Oprah for her book club. (Photo by Michele Crowe/CBS via Getty Images)

「AppleTV+」のオリジナル作品として登場した『Oprah's Book Club』は、アメリカのエンタメ業界で最も偉大な黒人女性として、圧倒的な支持を獲得している女性タレント、オプラ・ウィンフリーがホストを務める1エピソードあたり1時間ほどのインタビュー番組です。
アメリカでベストセラーを記録した小説などの本を題材に取り上げ、その著者を招いてオプラが、根掘り葉掘りとあらゆる疑問点などを投げかけていく。
大の読書家で、自身で雑誌編集や書評などもしているオプラならではの、作品の深い理解と共に、読者のあらゆる疑問を彼女らしい切り口で質問していく様は、とても興味深い番組です。

そして”本”ということで、そのインタビュー場所も特別な場所で行われています。
歴史的な建造物である、アメリカのワシントンにあるカーネギー図書館の1フロアを改装して造られたアップルストアが舞台。
こんな場所で、こんな番組が制作されるのも「AppleTV+」だからこそであり、オプラ・ウィンフリーがホストも相まり、とても濃い内容で贈る書評番組、それが『Oprah's Book Club』です。

オプラ・ウィンフリーとは?

BEVERLY HILLS, CALIFORNIA - AUGUST 06: Oprah Winfrey at the "David Makes Man" Press Conference at the Four Seasons Hotel on August 06, 2019 in Beverly Hills, California. (Photo by Vera Anderson/WireImage)

『Oprah's Book Club』のホストである、オプラ・ウィンフリーについても簡単に説明します。
この人はとてもマルチな活動をしており、有名なところではアメリカで最も裕福なセレブとしてとても有名な黒人女性です。
日本で言えばタレント業を生業にしており、様々な活動を中心に、人気・高感度もとても高い女性として知られます。

そんな彼女を有名にしたのは、トーク番組である『オプラ・ウィンフリー・ショー』。
この番組はアメリカのトーク番組史上最高の番組、という評価を得ており、彼女の名を世界に知らしめたもの。
オプラが大きな影響力を持つひとつのエピソードとして、有名なもので言えばバラク・オバマ元大統領に関すること。
バラク・オバマが大統領選に出馬する際に、オプラはいち早く支持を表明。
そしてそれをきっかけに、アメリカでオバマ旋風が巻き起こるというブームの火付け役になっていること。

さらには映画などの映像作品のプロデュースや、出演などもこなしています。
先にも紹介しましたが、オプラは雑誌編集や書評などもしており、彼女が褒めた本は必ずベストセラーになるとも言われているほどに、大の本好き。

オプラに関して紹介するだけでも、膨大な量になってしまうほど彼女のバイタリティー溢れる姿がアメリカで老若男女問わず支持されている理由ともされている人物です。

カーネギー図書館

UNITED STATES - AUGUST 21: The Carnegie Library is pictured in Washington on Wednesday August 21, 2019. (Photo by Caroline Brehman/CQ-Roll Call, Inc via Getty Images)

この『Oprah's Book Club』が行われているカーネギー図書館というのは、単純にこの建物を指す言葉ではありません。
その”カーネギー図書館”という言葉の意味を知っておくとまた、趣が変わってくるので、簡単ではありますが紹介しておきます。

そもそも”カーネギー図書館”というのは、世界中に存在します。
ニューヨーク・カーネギー財団による支援で運営している図書館が、”カーネギー図書館”という呼称になっています。
と言ってもこれらの話は全て、1883年から1929年の間に建てられたものです。
”カーネギー図書館”には、建造にあたって守らなければならないルールがあり、その中のひとつ「町は公共図書館の必要性を説明すること」というものが、今回のワシントンにある”カーネギー図書館”の歴史の一端を形成しているものになります。
アメリカでは根深い人種分離政策というものがあり、簡単に言えば人種差別です。
そんな文化が当たり前になっている時代で、本来ならば何を利用するにしても白人の施設、黒人の施設と別れているような時代に、公共性を保ち、人種関係なく利用することができる図書館として、アメリカの歴史的建造物にもなっていたのです。
現在では、その多くがアメリカの国家歴史登録財に登録されています。

『Oprah's Book Club』の第1回目のゲストは?

UNITED STATES - AUGUST 21: The Apple Store inside the Carnegie Library is pictured in Washington on Wednesday August 21, 2019. (Photo by Caroline Brehman/CQ-Roll Call, Inc via Getty Images)

『Oprah's Book Club』 の第1回目のゲストと作品は、タナハシ・コーツの”The Water Dancer”。
”The Water Dancer”は、2019年9月24日に刊行されたばかりですが、タナハシ・コーツの初めての小説にして、ベストセラーとなった作品です。
そんな”The Water Dancer”に関するインタビューを、オプラが著者であるタナハシ・コーツ に公開収録で行う模様を収録したもの。
そんなタナハシ・コーツと、”The Water Dancer”について解説します。

タナハシ・コーツとは?

LATE NIGHT WITH SETH MEYERS -- Episode 892 -- Pictured: (l-r) Author Ta-Nehisi Coates during an interview with host Seth Meyers on October 1, 2019 -- (Photo by: Lloyd Bishop/NBCU Photo Bank/NBCUniversal via Getty Images via Getty Images)

タナハシ・コーツは、2015年の作品『世界と僕のあいだに』で全米で知られる存在になりました。
タイム誌による「世界で最も影響力のある100人」にも選出されるなど、大きなブレイクを果たしています。
黒人文化を色濃く、追求したもので話題になったこともありその影響は映画界にも進出し、マーベル作品の『ブラックパンサー』では脚本にも参加していました。
そしてそのタナハシ・コーツが、初めて描いた小説が ”The Water Dancer”であり、それがベストセラーにもなっています。

ウォーター・ダンサーとは?

MIAMI, FL - NOVEMBER 04: General view of books on display during a Evening With Author Ta-Nehisi Coates in conversation with Elliott Jones about Ta-Nehisi Coates new book "THE WATER DANCER" presented by Books & Books in collaboration with Miami Book Fair at the Adrienne Arsht Center for the Performing Arts on November 4, 2019 in Miami, Florida. (Photo by Johnny Louis/Getty Images)

”The Water Dancer”は、一言で言えば特殊能力を持つヒーロー作品。
しかしその能力を扱うに当たり、背景にある自身のルーツを辿る必要がある、というもの。

その能力を手にするのは、黒人青年のハイラム・ウォーカー。
彼は奴隷になってしまった人で、生死を彷徨うほどの体験をします。
そしてその体験から特殊能力の存在に気がつき、人々を助けようとするにもその能力を扱うには、自身の記憶が曖昧になっている顔を辿る必要がある。
というような、あらすじです。

黒人文化を色濃く描き、そこに自由な発想で物語を展開する現代を跳ね石槌もあり過去のルーツをとても大切にしているタナハシ・コーツの特色が強く反映されている作品です。
その影響もあり、アメリカではベストセラーになっています。

そんな作品を、オプラの観点で深く突っ込んだ番組が、『Oprah's Book Club』。
本好きにとってはとても興味をそそられる番組なので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか?

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