ハリウッド映画人のコメントや動きがキャリアに影響、トム・クルーズはマハ・ダヒルへのサポートを表明

2023年11月22日(水)15時0分 シネマカフェ

トム・クルーズ、マハ・ダヒル Photo by Bryan Bedder/Getty Images for Paramount PicturesPhoto by Mike Coppola/Getty Images

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ハリウッドにおいて、イスラエルとイスラム組織ハマスによる軍事衝突に対する映画人の挙動が、本人のキャリアに影響を及ぼすものとなっている。

「Variety」誌によると『スクリーム』『スクリーム6』でサム・カーペンター役を演じ、続編の『Scream 7(原題)』でも同役を演じる予定だったメリッサ・バレラも影響を受けた一人。SNSで「この2週間、アカウントをフォローするなどして、パレスチナ側の動画や情報を積極的に探しています。なぜかって? だって西側メディアは片方(イスラエル)のことしか報じないから」「ユダヤ人がメディアを支配している」といった投稿をしたことが問題視されて『Scream 7』から降板させられてしまった。監督のクリストファー・ランドンはメリッサの“クビ”について「これが私からの声明です。最悪だ。わめくのはやめてくれ。これは私が決めたことではない」とXに投稿し、嘆いた。

米大手エージェンシーCAAの映画部門共同責任者だったマハ・ダヒルは、「フリーパレスチナ(パレスチナを解放せよ)」というインスタグラムのアカウントの投稿をリポスト。イスラエルの大量虐殺を批判したところ、その職を解かれた。エージェントでいることは許されているという。彼女の最も重要なクライアントであるトム・クルーズは、CAAに対してマハを支持すると明言し、サポート。今月15日、トムはCAAまで出向きマハに直接会うという機会を設けたようだ。

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