「役者×芸人」の新感覚舞台が第3弾 脚本・演出のトップリード新妻が語る強い手応え

11月22日(水)6時0分 オリコン

実験的舞台『ショートストーリーロングコント』が第3弾 脚本・演出を手がけるトップリード・新妻悠太 (C)ORICON NewS inc.

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 芸人がネタを書き、役者が表現する…シンプルかつ明快だが、今まであるようでなかったテレビ朝日系の深夜番組『笑×演』(毎週水曜 深1:56〜2:21)が好評だ。過去2回の特番を経て、今年4月にレギュラー化されるとすぐに、同月度のギャラクシー賞月間賞を受賞。小沢兄弟(小沢仁志、小沢和義)とともに、その快挙に一役買ったのが、2人にネタを提供したタイムマシーン3号だ。そんな彼らが所属する芸能事務所・太田プロダクションで、同番組と似たテイストの実験的舞台『ショートストーリーロングコント』が、2015年より行われていることをご存知だろうか。

■役者×芸人の難しさを実感 互いの持ち味をすりあわせ「いいルート歩けている」

 芸人が脚本・演出を担当し、同じ事務所ながらこれまで交わることのなかった若手俳優と芸人がひとつの作品を作り上げていく同舞台。タイトル通り、1本の舞台としては短く、コントにしては少し長めな作品がオムニバス形式で上演されるが、15年の第1回公演『カケル』、翌16年の第2回公演『ワル』を経て、今月24日から26日まで待望の第3回公演『ルート』が東京・新宿シアターモリエールで行われる。

 脚本・演出は、3回すべてトップリードの新妻悠太(35)が担当。キャストは第2回公演と同じメンバーで、芸人側からはトップリード、やさしい雨の2組が参戦。対する俳優側は“オチョダイエット”で注目を集める進藤学、『秘密のケンミンSHOW』で東京一郎を演じている水沢駿を筆頭に、伊倉愛美、大矢剛康、窪真理の5人が名を連ねる。公演を目前に控えたタイミングで、脚本・演出・出演の3足のわらじを履く新妻に話を聞いた。

 過去2回の公演を経て、演出の立場から「芸人×俳優」の難しさを実感したという新妻。「役者さんの台本には『この場面で振り返る』みたいなト書きがあると思うんですけど、コントの台本ではト書きはなくて、その場で決めていきますし、芸人がせりふ通りに言わないことも多いので『僕のせりふ、もう言い始めてもいいですか』みたいな事件はよく起きました」。試行錯誤を繰り返しながら、お互いの力が最も発揮できる環境を見つけていった。

 「仲間意識がすごく上がってきていて、今まで以上にスムーズに練習が進んでいます。『カケル』の時は、役者さんたちに無理やりコントを押し付けちゃった部分があって、そのせいでお客さんたちもどう見たらいいのかわからないところがあったんじゃないかと反省しました。なので、お互いのいい部分をうまくかけあわせながら作品づくりをやっているので、本番に向けて非常にいい『ルート』を歩けていると思います(笑)」。

AKB48メンバーの加入を期待 有吉ラジオで告知失敗も「ゲスナーの皆さん、来てください」

 今回の舞台では、笑いと芝居以外に歌とダンスにも新たに挑戦。新妻は「三ツ矢雄二さんの舞台に出演させてもらった時に『ここで歌ったり、踊ったりされるんだ』と衝撃を受けたので、その面白さを取り入れることができたらと思いました」ときっかけを明かした上で「相方の和賀さん以外は歌って踊れるメンバーですので、ミュージカル的な要素も入った、今までとは違った作品をお見せできると思います」とアピール。今後は、新メンバーも取り入れたいといい「せっかく太田プロにいるので、AKB48とやりたい。具体的な人で言えば…入山杏奈ですね。華もあるし演技もできますし、コントもできる。入山が入ってくれたら、何よりチケットがもっと売れると思います(笑)」とラブコールを送った。

 トップリードとやさしい雨は、事務所の先輩である有吉弘行がパーソナリティーを務めるJFN『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(毎週日曜 後8:00)のアシスタントでもおなじみ。同番組のゲスナー(リスナーの愛称)に呼びかければ、たちまちチケットも売り切れそうだが「アシスタント総選挙が毎年あるんですけど、和賀さんは割と上の順位ですが、僕は毎回最下位の方。なかなか票が入らなくて…」と嘆き節。先月にアルコ&ピースの平子祐希とともにアシスタントを1ヶ月間担当し、舞台の告知には絶好のタイミングだったが、軍人ロックスター・有吉の喝が飛んだ。

 「番組前、有吉さんに『この舞台があるんですけど…』って言ってみたら『その話はいいんだよ』って目も見てくれませんでした(笑)。スタッフも『自分の力で告知をねじ込めるなら…』というスタンスなので、結果的にできなくて…本当におっかないです。ゲスナーの皆さん、ここで告知させてください。僕は、チェーンソーでもハンマーでも受ける覚悟です。悪口メール目的でもいいので、ぜひ舞台を見に来てください。アシスタント総選挙も最下位キャラから脱出して1位を狙いに行きたいので、ゲスナーの皆さんお願いします!!」。リアル「有吉の壁」を前にやむなく告知を諦めた新妻が、この日一番の大声を張り上げてアピールした。

 バカリズムを筆頭に、最近では芸人がドラマや映画の脚本を手がけることも多くなった。「映像作品への興味は?」と聞いてみると、新妻の目が光った。「やってみたいですね。僕『世にも奇妙な物語』に出るのが小さい頃からの夢なので、それに出られたら、悔いはないです。作品ですか…深津絵里さん主演で、ひとりしか出てこないお話とかいいですね。相手がいるパターンだと、相手役は堤真一さん。理由は2人が共演していたドラマ『恋ノチカラ』が大好きだからです(笑)。ただ、舞台という箱を使ってできることもまだまだいっぱいあると思っています。なので、ぜひ今回の舞台を見に来てください」。

■『ショートストーリーロングコント』第3回公演『ルート』
会場:新宿シアターモリエール
日時:11月24日〜26日
脚本・演出:新妻悠太(トップリード)
キャスト:トップリード、進藤学、水沢駿、やさしい雨、伊倉愛美、大矢剛康、窪真理
※会場では、同公演の台本が販売される。

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