『けいおん!』の聖地、滋賀・豊郷がまだまだ熱い! 日本一の高校生バンドを決める「とよさと軽音楽甲子園」開催!

11月21日(月)22時0分 おたぽる

「とよさと軽音楽甲子園2016」公式サイトより。

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 今年9月には「アニメ聖地」をオールジャパン体制で観光資源化する官民連携の協会「一般社団法人アニメツーリズム協会」が設立されるなど、近年、盛り上がりを見せる“聖地巡礼”。20日、TVアニメ『けいおん!』(TBS系)の聖地としておなじみの滋賀県豊郷町にある「旧豊郷小校舎」では、全国の高校生バンドが演奏技術などを競う「とよさと軽音楽甲子園2016」の決勝大会が行われた。

 有名な建築家であるウィリアム・メレル・ヴォーリズが設計し、その美しさから「東洋一の小学校」と呼ばれ、2013年に国の登録有形文化財に登録されているこの豊郷小学校。廃部寸前の軽音楽部に入部した女子高生たちの日常を描いた人気TVアニメ『けいおん!』の校舎のモデルになっていることから、作品の“聖地”となり、週末には全国からファンが観光に訪れるように。

 これを受け、豊郷町の役場や商工会、 観光協会などから有志による「けいおんでまちおこし実行委員会」を結成。豊郷小に訪れたファンの交流の場として旧校舎の図書館に週末限定のカフェをオープンしたり、地元情報を発信するブログを開設。また、ライブなどのイベントも定期的に開催し、アニメファンを迎え入れる態勢を整え、温かくもてなしてきた。

 その一つが、今回の「とよさと軽音楽甲子園」だ。高校生バンドにスポットを当てたコンテスト形式のライブイベントで、2011年からスタートした。過去最大の72組から応募があったという今年は、千葉、東京、神奈川、静岡、愛知、大阪から9組、地元・滋賀からは1組が音源審査や予選大会を勝ち抜き決勝大会に出場。

 審査員を務めた、スリーピースバンド「クラムボン」のメンバー・mito(ミト)氏の前でそれぞれ渾身のオリジナル曲を披露し、会場に集った350人を沸かせたという。そして、静岡西高校の「きゃんばす」が見事、最優秀賞である文部科学大臣賞に選ばれた。

「とよさと軽音楽甲子園」のFacebookアカウントでは、「出演者・審査員・見に来ていただいたお客さん・ボランティアスタッフの皆さん全ての方に感謝します。皆さん本当にありがとうございました。来年も是非、豊郷小学校の講堂でお会いしましょう!」と、感謝を綴っている。

 アニメシリーズは2011年12月に公開された劇場版アニメを最後に展開が停止。「まんがタイムきららキャラット」(芳文社)に連載されていたかきふらいによる原作マンガも12年8月号をもって最終回を迎えた『けいおん!』。これに伴い、観光客数は徐々に減少傾向にあり、今年5月の朝日新聞の調べによれば、豊郷町内の観光客数はピークの5万人から現在は1万人ほどとなってしまったという。

 しかし、原作が終了して4年の歳月が経ってもなお、このようなイベントが引き続き開催されているのは、作品が持つ人気もさることながら、豊郷の町を盛り上げようとする「けいおんでまちおこし実行委員会」を中心とした人々の熱心な取り組みによるものだろう。

 なお、豊郷小学校旧校舎では、今週27日に本作の主人公・唯と、唯の後輩である梓の誕生会「Yui & Azusa Birthday Party」が開催されるほか、12月3日から27日までの間、ライトアップ&イルミネーションが行われるとのこと。3日は点灯式も行われるそうなので、ぜひ、訪れてみてはいかがだろう。

おたぽる

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