お久しぶりの“ 夢芝居” 近藤誠一、ベテラン役者の味で3勝目/麻雀・Mリーグ

11月23日(土)10時16分 AbemaTIMES

 最後まで大混戦、辛くも逃げ切ったのはベテランの“連覇野郎”だった。大和証券Mリーグ2019・11月22日の第2試合でセガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦)が今期3勝目を挙げた。

 この試合の対局者はEX風林火山・二階堂亜樹(連盟)、近藤、KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)、赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(協会)の並びでスタート。

 近藤は東1局1本場に跳満をツモり先行すると、その後の猛攻を耐えトップ目で南入。一旦は二階堂にかわされるも、南2局2本場、リーチ・ツモ・赤の6000点(+600点)をアガって再度トップ争いへ浮上。さらにその後は内川にもマクられたが、すぐにアガリ返す。この際、危険牌を勝負する姿、また牌を置くまでの絶妙な“間”に視聴者も沸き立ち、異名である“夢芝居”のコメントも並んだ。

 オーラスはそれまでダンラスだった親の鈴木に、1万8000点をツモられるなど混戦模様。それでも最後は4着目二階堂の2着浮上となるアガリを見ながら、トップで終了した。

 最後まで慎重に、放銃を避けるようにして打った近藤のベテランらしさも光った辛勝。インタビューでは「久しぶりのトップで嬉しいです」と語り、「いろいろあって、濃い内容でしたね。恵まれたトップでした」と疲労の色をにじませた。印象がある局について聞かれると「自分より人のアガリのほうが印象的でした」と防戦一方で苦しんだ試合を振り返った。

 マクられてもマクり返し、狙った局を逃さない攻めの鋭さには、改めてファンも心酔。最古かつ最高の栄誉とされる自団体タイトル「最高位」を獲得すること10回、「永世最高位」を獲得した近藤の恩師、故・飯田正人の名を挙げ「さすが飯田さんの後継者」といった賛辞のコメントも見られた。

 「夢芝居」、役者・梅沢富美男に似ていることから近藤にはこの異名がよく上がる。インタビュアーに細かい局面を聞かれてもスラスラ答える記憶力には「よく覚えてるなw」とファンも驚愕。相手のアガリや河の様子をしっかり覚えているその記憶力はまさにセリフを覚える役者然。また随所で、特に攻め込まれた際の守備で魅せた通好みの渋い打ち回しも試合を映えさせる名演技であり、この日の視聴者を楽しませた。

 これで今期近藤は未だラスなし、この3勝目で個人成績は3位まで浮上した。「ずっとプラスマイナスふらふらしていましたから。プラスのほうが気分いいですし、良かったです」と語り、「タイミングを忘れちゃったよ」とおどけつつもチームの決めポーズは忘れずに作るなど、最後まで柔和な笑顔を振舞った。

【2回戦結果】

1着 セガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦)3万1100点/+51.1
2着 EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)2万6900点/+6.9
3着 KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)2万6300点/▲13.7
4着 赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(協会)1万5700点/▲44.3

【11月22日終了時点での成績】

1位 KADOKAWAサクラナイツ +249.6(34/90)
2位 EX風林火山 +177.1(34/90)
3位 セガサミーフェニックス +9.0(34/90)
4位 U-NEXT Pirates ▲16.7(34/90)
5位 TEAM雷電 ▲54.5(34/90)
6位 赤坂ドリブンズ ▲78.6(34/90)
7位 渋谷ABEMAS ▲94.3(34/90)
8位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲191.6(34/90)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
AbemaTV/麻雀チャンネルより)

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