バイプレイヤー?いや主演女優でしょ!浅見真紀、オーラス&ラス牌ゲットの大逆転勝利 初の個人2連勝に顔面紅潮「ぽっぽしてます」/麻雀・Mリーグ

2024年11月23日(土)8時15分 ABEMA TIMES

 絶体絶命のピンチから大逆転、この活躍はつなぎ役ではないはずだ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」11月22日の第1試合は赤坂ドリブンズ・浅見真紀(最高位戦)がトップを獲得。デビュー2年目で初となる個人2連勝を達成した。

【映像】オーラス&ラス牌ゲット 劇的大逆転の瞬間

 この試合は東家からKADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)、浅見、渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)、U-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)の並びで開始した。浅見は東2局、リーチ後に鈴木優の満貫へ放銃。その後もノーテンによる失点と南1局に日向への2600点の放銃があり、南場の親番を迎えて8400点持ちのラス目に落ちていた。

 急に風が吹き始めたのはその南2局、6巡目にカン7索待ちのリーチをかけると終盤にツモ。リーチ・ツモ・タンヤオ・裏ドラの1万2000点で3着目へ浮上した。さらに次局も親満貫をツモり、鈴木優をマクって一気にトップへ。南2局2本場、南3局と鈴木優に立て続けにアガられると、2着目へオーラスに突入だ。

 満貫出アガリか5200点のツモが欲しい浅見。中が対子でソウズが多い手牌、ドラはないが仕掛けて条件クリアが満たせることから、まず9索をポン。さらに3索をポンして中と1索のシャンポン待ちに辿り着いた。1索はすでになく、中は山に1枚。トップ目鈴木優はベタオリしており、この局で決めなければ逆転はない。残りツモはあと2回という超終盤で、浅見はラス牌の中を優しくツモり上げた。中・混一色の5200点、逆転勝利で個人2連勝とした。

 “聡明なバイプレイヤー”が決めた主演女優級のトップ。インタビューを受けている最中は頬が紅潮、自分でも信じられないといった様子だった。試合後はまず東2局の放銃を話題に上げ「こういうのを掴む日はまずいぞ、と思っていた。その後もお地蔵さんで、どうにか親番で手が来てくれたらいいなと。(2局連続の親満貫は)うれしかったです」と、安堵の笑みを浮かべた。

 デビュー後初となる個人2連勝は想像以上に感慨深いもの。「こんな気持ちなんだと思ってぽっぽしてます」と両手で頬を覆った。園田賢(最高位戦)を筆頭に鉄強雀士が集うチーム、バイプレイヤーまで主演級の活躍となれば鬼に金棒。首位の勢いもしばらく止まることはなさそうだ。

【第1試合結果】

1着 赤坂ドリブンズ・浅見真紀(最高位戦)3万7900点/+57.9
2着 U-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)3万7200点/+17.2
3着 渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)2万4700点/▲15.3
4着 KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)200点/▲59.8

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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