“コーチ不在"だけじゃない フィギュア・宇野昌磨「絶不調」本当の理由

11月23日(土)13時10分 文春オンライン

 フィギュアスケート平昌五輪銀メダリスト、宇野昌磨(21)が苦しんでいる。


 参戦して5季目となるGPシリーズのフランス大会では自己ワーストの8位に沈み、大粒の涙を流した。11月17日に閉幕した直近のロシア大会も4位に。



ロシア大会はショート、フリーとも4位に終わる ©共同通信社


「宇野はロシアで、『練習でいい演技ができたことを確認することができた』と笑顔でしたが、表彰台に立てなくて喜んでいることからも深刻さが明らかです。本来は羽生結弦らと世界一を争うべき選手ですから」(全国紙五輪担当記者)


 不振の原因は何なのか。


「優勝を狙った今年3月の世界選手権で4位に終わった後、幼少期から指導を受けてきた山田満知子、樋口美穂子両コーチのもとを離れました。山田コーチから『違う環境でやってみたら』とアドバイスされたのがきっかけですが、その後、新コーチを見つけず、コーチ不在のまま試合に臨んでいる。このレベルで戦うアスリートでは、ほとんどありえない事態です」(同前)


 宇野は今季開幕前、「今までも自分で練習メニューを考えてやってきた。1人でできる」と話していたが、「練習を見て修正点を指摘してくれる存在がいないマイナスは大きい。点数が伸びない要因であるジャンプのミスに、影響がモロに出ています」(前出・記者)


 ロシア大会前には急遽、トリノ五輪銀メダリストのステファン・ランビエルのもとで練習をして、本番にも付き添ってもらった。


「宇野は『(12月の)全日本選手権もいてほしい』と言っていました。過信があったことにやっと気づいた様子です」(同前)



不調のもう一つの原因は「ゲームのやりすぎ」


 一方、別の意外な理由もあるという。


「ゲームのやりすぎですよ。羽生選手も宇野と一緒のテレビ取材で『彼はほぼゲーマーですから』と呆れていました。eスポーツの世界大会で勝てるくらいレベルも高いらしく、スマホでできるオンラインで全国の人と対戦する『ベイングローリー』や『荒野行動』というゲームにずっとはまっているそうです。遠征先では、Wi-Fi環境を一番気にして、携帯もゲーム用と両親との連絡用の2台持ちだと聞いています」(スケート連盟関係者)


 宇野自身もかつてインタビューで「1日にゲームは8時間。スケートの練習のオフにやるものという感覚はない」と語っていた。


「コーチという監視役がいない中で、スケートとゲームとの力の入れ具合のバランスが崩れているように見えます」(前出・関係者)


 ゲームの演技への影響について、宇野の所属事務所は「プライベートは本人に任せております」と回答。


 復活にはコーチじゃなくゲームからの卒業が必要だ。



(「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年11月28日号)

文春オンライン

「宇野昌磨」をもっと詳しく

このトピックスにコメントする

「宇野昌磨」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ