『ジャスティス・リーグ』エズラ&レイが語る、「不完全」なヒーローの魅力

11月23日(木)13時0分 クランクイン!

エズラ・ミラー(右)&レイ・フィッシャー(左)、『ジャスティス・リーグ』インタビュー クランクイン!

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 バットマンワンダーウーマンなど、世界的人気を誇るスーパーヒーローたちが活躍するDC映画最新作『ジャスティス・リーグ』。敵も含め百戦錬磨の猛者たちが自己主張ビンビンにひしめく中、経験も実績も足りない2人の若き“不完全”ヒーロー、フラッシュ役のエズラ・ミラーとサイボーグ役のレイ・フィッシャーが、成長過程にある自身のキャラクターについて思いの丈を語った。 本作は、DCコミックスのヒーローたちが集結した最強ドリームチームの活躍を描くアクション巨編。バットマン(ベン・アフレック)とワンダーウーマン(ガル・ガドット)が力を合わせ、フラッシュ(エズラ)、サイボーグ(レイ)、アクアマン(ジェイソン・モモア)ら、特別な能力を持つヒーローたちを集め、世界征服を目論む強敵ステッペンウルフに立ち向かう姿を、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』のザック・スナイダー監督が活写する。

 今回の抜擢に「最高の気分だよ!」と興奮気味に語るエズラ。「ヒーロー映画とは全く違う世界にいた僕とレイを、ザックが引っ張り込んでくれたんだ。フラッシュとサイボーグは、僕たち2人が試行錯誤しながら作り上げたキャラクター。だから、本当の意味で夢が叶った」と喜びを爆発させる。エズラは、2011年の映画『少年は残酷な弓を射る』で脚光を浴びたインディーズ色の強い俳優。一方のレイも、サイボーグ役に抜擢される前は、オフブロードウェイでモハメド・アリを演じ絶賛を浴びていた舞台俳優。180度違う世界に放り込まれた2人が興奮する気持ちも理解できる。 自分の能力と気持ちがマッチしない“半人前”のフラッシュを演じたエズラは、キャラクターの立ち位置をこう分析する。「ヒーローとしては、オーラもなく不完全。孤独で社交性もないが、出てくる言葉がとてもユニーク。しいて良いところを挙げれば、謙虚さかな。苦労したり、不安に思ったり、脆(もろ)い人間性を自己投影できる点では、映画と観客をつなぐキャラクターだと思っている」。コミックスでは、ヒーローとして急成長を遂げて行くフラッシュだが、エズラは、「もし、映画版のシリーズが続くなら、彼がどうやって成長していったかをじっくりと描いていきたい」と意欲を見せる。

 人間臭く、まだまだ青いフラッシュに対して、もっと複雑なキャラクターがサイボーグ。“半分人間、半分マシン”というワケありヒーローを演じたレイは、「悲惨な事故によってネガティブな人生を送っていたが、人類を助けるために自分を鼓舞し、ポジティブに生きようと努力する粘り強さは、とても尊敬しているんだ」と強調。「今、人間は技術に頼った生活をしているという点では、姿は普通でも、半分マシンと言っても過言じゃない。例えば、スマートフォンを忘れて外へ出ると、裸になった気分になるだろ? 他とのつながりを失ってしまいそうな不安感がある。サイボーグは、やがて来る危うい人間社会を比喩していると思うんだ」と指摘した。

 インタビュー中、どっしりと構えて話すレイに対して、常に体を動かし、エネルギーが有り余っている様子のエズラ。「アクションシーンは概ねCGまかせだった」というレイに対してエズラは、「僕はとにかく動くことが大好きで、スタントも“全部やらせてくれ”って言ったんだ。演技は分かりづらいところがあるけれど、スタントはできたか、できなかったか、はっきりと答えが出るからすごくやりがいがある」とニッコリ。「でも、僕があまりにも全部やっちゃうから、スタントマンの1人がフラストレーションを起こしちゃって…みんなから怒られちゃったよ」と、うれしそうに撮影を振り返っていた。(取材・文・写真:坂田正樹)

 映画『ジャスティス・リーグ』は11月23日より全国公開。

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