朝ドラ広瀬すずのアニメーター役 ネット「労働環境」に反応

11月23日(木)8時58分 STANDBY


NHKは11月20日、100作目となる2019年春の「連続テレビ小説」が『夏空』に決まったと発表した。ヒロインを演じる女優の広瀬すず(19歳)の役どころがアニメーターであることから、その過酷な労働環境がリアルに描かれるのか注目が集まっている。

戦争で両親を失い北海道に住む養父の一家に育てられたヒロイン・奥原なつ。北海道の開拓精神を養いながら育ったなつは、当時まだ「漫画映画」と呼ばれていたアニメという未開分野に魅了される。育まれた豊かな想像力と根性を生かし、アニメ業界に飛び込みアニメーターとして成長していく姿が描かれる。

Twitterでは、

“アニメーターがブラックな事まで描かれるのだろうか?”
“アニメーターになったはいいがあまりのブラック労働に絶望し、、、という話ですか?”
“広瀬すずがアニメーター役?それはアレか、缶詰状態の劣悪な職場環境を耐え抜いて一流のアニメ監督にまで成り上がる話なのか??”

とアニメーターの実情を気にする声が上がり、

“NHKも広瀬すずがアニメーターとか空想と現実の区別がついてないな。”
“徹夜明けのアニメーターが朝ドラ見て、広瀬すずさんが動画→原画→作監とトントン拍子で出世する様を見せつけられTVを叩き割る光景が目にうかぶ”

と現実が描かれないのではという懸念(?)も多く寄せられている。

NPO法人「若年層のアニメ制作者を応援する会(AEYAC)」が今年2月に発表した「2016年度AEYAC 若年層アニメーター生活実態調査報告書」によると、回答者の88.2%が月換算で200時間以上の労働時間でありながら、月給は「4万円〜6万円未満」(17.7%)が最も多く、次に「10万円〜12万円」(15.7%)、1カ月あたりの休日数は「4日」(29.4%)が最多だった。

ユーザーの声にあるように、アニメーターという過酷な労働の実態を排除し夢と希望に満ち溢れた物語となるのか、それともリアルすぎる“現実”が描かれるのか。キャスティングだけではなく、その内容にも注目だ。
(山中一生)

■関連リンク
《連続テレビ小説100作目 決定》ヒロインは広瀬すず! 夢と冒険、愛と感動のドラマ
http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=12425
若年層のアニメーターに関する生活実態調査の調査報告書
http://aeyac.org/wp-content/uploads/2017/02/b64cdfd6f5c1f075e02ab99d6d073266.pdf

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